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カナデジ〜吉井香奈恵とデジタルカメラ〜 第3回

カメラで思い出づくり! 9nine吉井香奈恵と歩く佃・月島の町

2015年02月16日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部 写真●鎌田拳太郎

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これであなたも撮影上手! デジカメ基礎知識

富士フイルム「X-E2」

 今回登場したカメラは、富士フイルムの「X-E2」。同社のデジカメとしては「X-Pro1」に次ぐトップクラスの性能を誇るハイエンドモデルです。

 1630万画素の「X-Trans CMOS II」センサーは、位相差検出の採用により、高速かつ高品質のAFを実現。画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」は0.5秒の起動など高速レスポンスを可能としたほか、レンズごとの光学特性情報をもとに画像を補正する「点像復元処理」機能を新たに搭載し、解像感を向上させています。

 マニュアルフォーカスの機能を強化し、フォーカスピーキング機能や左右にずれた像を一致させることでピントを合わせる「デジタルスプリットイメージ」を搭載するのも特徴です。その他にも、フィルムシミュレーション、RAWデータのカメラ内現像など、クラシカルな外観に似合わぬ多彩な機能を楽しめます。

今回のキーワード

・単焦点レンズ

 ズーム倍率が固定されているレンズ。描写力が高い、明るくボケが強い写真を撮りやすい、構造が単純でズームレンズに比べて安価になりやすいなどの特徴があります。ズームができないというと不便に感じるかもしれませんが、構図の感覚が身に付きやすく、写真の上達に繋がりやすいと言われています。

撮影には焦点距離27mmの「フジノンレンズ XF27mmF2.8」を使用。このように平べったいレンズは、その形状から「パンケーキレンズ」と呼ばれたりします

・デジタルフィルター

 選択することで、写真に様々な効果を付与できる撮影モードです。全体にぼかしを加える「ソフトフォーカス」、6色の中から指定した1色だけの色を残し、そのほかの色をモノクロ変換する「パートカラー」など、活用することで手軽にユニークな撮影が楽しめるのが特徴です。

ソフトフォーカス

パートカラー(グリーン)

 今回の撮影では、周辺光量を落としてレトロな仕上がりになる「トイカメラ」の効果を使用しています。「アドバンストフィルター」「ピクチャーエフェクト」など、メーカーにより呼び方が違ったり、搭載しているフィルターの種類が異なるので注意しましょう。

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