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4GB×2のメモリーとCore i5-4590Tをカスタマイズしても10万円台とお得

自作派注目のGTX 960搭載で、10万円とリーズナブルなiiyama PC「GS5150-i5-RMB」

2015年02月05日 11時00分更新

文● 高橋量

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パーツカスタマイズでよりパワフルなマシンに仕上げよう

 GS5150-i5-RMBの価格は、最小構成時で10万7979円となっている。これでもゲームのプレーにはまったく問題ないスペックだが、より高いマシンパワーを求めるならパーツ構成をカスタマイズしてみよう。高性能なパーツを選ぶことで、ハイスペックなマシンに仕上げることが可能だ。

 CPUとしては全部で6種類用意されている。すべてクアッドコアだが、4コア/8スレッドで動作するハイパースレッディングに対応しているのはCore i7のみ。そのぶん、Core i5に比べて処理性能は高い。逆に処理能力よりも省電力性能を重視したいなら、TDP(消費電力量の目安)が小さいCore i5-4590Tがおすすめだ。

選択可能なCPUの種類
Core i5-4590 Core i5-4590T Core i5-4690 Core i5-4690K Core i7-4790 Core i7-4790K
オプション料金 - 480円 3480円 5980円 1万6980円 2万2480円
コア数/スレッド数 4/4 4/4 4/4 4/4 4/8 4/8
動作周波数/最大動作周波数 3.3GHz/3.7GHz 2GHz/3GHz 3.5GHz/3.9GHz 3.5GHz/3.9GHz 3.6GHz/4GHz 4GHz/4.4GHz
TDP 84W 35W 84W 88W 84W 88W
内蔵グラフィックス インテルHDグラフィックス4600 インテルHDグラフィックス4600 インテルHDグラフィックス4600 インテルHDグラフィックス4600 インテルHDグラフィックス4600 インテルHDグラフィックス4600

 メモリー容量としては、4種類の選択肢が用意されている。8GBの組み合わせが2種類あるが、容量が同じでもメモリーモジュールが複数あるほうがパフォーマンスは高い。オプション料金も高くはないので、ここは4GB×2の8GBを選んでおくといい。ゲーム以外で画像の加工や動画編集なども行なうのであれば、16GBの容量を選択するべきだ。

選択可能なメモリー容量
メモリー容量 オプション料金
8GB(8GB×1) -
8GB(4GB×2) 1280円
16GB 1万980円
32GB 3万980円

 ストレージについては、全部で12種類のなかから選択できる。アクセス速度が速いのはSSDだが、ゲームを何本もインストールするなら容量の大きいHDDも捨てがたい。そこでおすすめしたいのがメインのストレージにSSDを選び、ゲームや各種データファイルの保存用にHDDを追加する構成だ。2台のストレージを使い分けることで、速さと容量の多さを両立できる。

選択可能なストレージの種類
ストレージの種類 オプション料金 容量 アクセス速度
500GB HDD 0円 500GB -
1TB HDD 2280円 1TB -
1TB HDD(Seagate ST1000DM003) 2780円 1TB -
2TB HDD 4980円 2TB -
120GB SSD 3980円 120GB -
240GB SSD 9980円 240GB -
Samsung SSD 850 EVO 1万3980円 250GB 読み込み540MB/秒
書き込み520MB/秒
Samsung SSD 850 EVO 2万9980円 500GB 読み込み540MB/秒
書き込み520MB/秒
Samsung SSD 850 PRO 9980円 128GB 読み込み550MB/秒
書き込み470MB/秒
Samsung SSD 850 PRO 2万980円 256GB 読み込み550MB/秒
書き込み520MB/秒
Samsung SSD 850 PRO 4万2980円 512GB 読み込み550MB/秒
書き込み520MB/秒
Intel SSD 530 1万3980円 240GB 読み込み540MB/秒
書き込み490MB/秒
追加ストレージの種類
ストレージの種類 オプション料金
なし -
500GB HDD 5780円
1TB HDD 6980円
1TB HDD(Seagate ST1000DM003) 7480円
2TB HDD 9980円
3TB HDD 1万1980円
4TB HDD 1万7980円

 GPUとしては標準搭載のGeForce GTX 960の代わりに、ハイエンド向けのGeForce GTX 970を選択することもできる。ゲームをより快適に楽しみたい人におすすめだ。ただし電源が500WではGeForce GTX 970の最小必要電源ギリギリで、多少の不安が残る。安心して利用するためにも、カスタマイズメニューから700Wの電源を選んでおきたい。

 またそのほかのオプションとしてネットワークカードや光学式ドライブの種類などを選択可能だ。必要に応じて選択/追加しておこう。

 GS5150-i5-RMBはBTOのベースとなる本体が10万7979円と安いため、高性能なパーツを選択してもリーズナブルな値段に抑えることができる。最新GPU搭載のマシンを少しでも安く入手したいという人におすすめのモデルなのだ。


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