「BCM訓練センター」のメニュー
富士通総研は2月2日、災害発生時の緊急対応や事業継続対応などを対象に1000社以上に訓練サービスを提供してきた「BCM訓練センター」において、「大規模地震対応模擬訓練」のメニューを拡充すると発表した。
大規模地震対応模擬訓練では「人命安全編」を提供してきたが、リアルなシミュレーションにより、事業継続における初動対応から方針決定までを体感し、対応に必要な要素や課題への気付きを獲得できる「意思決定訓練サービス」を定例開催講座として開講。さらに、部門や業種により特化した訓練として「情報システム部門向け」、「医療機関向け」、「製薬業向け」の訓練をラインナップに追加した。
意思決定訓練サービスでは、シミュレーション（シナリオ付与）により時々刻々と変化する被災状況を踏まえ、「極端に経営資源が枯渇する中、経営資源の最適化を図りながら事業継続の方針決定を短時間で行なう」という一連のプロセスをリアルに体感することで、判断力の強化を図るという。
