2月発売に向け、期待高まる

“VAIOスマホ”について、今わかっていること

文●鈴木誠史/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「VAIO Pro」同様、VAIOスマホもシンプルなデザインとなるのでしょうか

 既報のとおり、日本通信は1月30日、VAIOブランドを冠するスマートフォンの発売時期を「2015年2月」と公表しました。

 発売まで1ヵ月を切り、いよいよ期待が高まってきた「VAIOスマホ」。現時点でわかっている情報をまとめてみました。

キーワードは「トータルパッケージ」、スマホ単体販売は無い?

日本通信により公開された、VAIOスマートフォンのパッケージ

 通称「VAIOスマホ」は、日本通信とVAIO株式会社との協業で市場投入を準備しているもの。

 「トータルパッケージ」という言葉がひとつのキーワードとなりそうです。ハードとしての「VAIOスマホ」と、ソフトとしての「日本通信のサービス」をセット販売することを前提としている、という意味です。

 「SIMフリー端末」であることに間違いはなさそうですが、日本通信の決算発表会では、三田聖二社長が「SIMロック解除義務化直前に発売できることは、むしろ絶好のタイミングだ」とのコメントを残しています。(すべての端末がSIMフリーとなり)スマホ本体のみ購入するのが当然となる前に……ということでしょうか。

 いずれにせよ、VAIOスマホは「トータルパッケージ」。手に入れるためには日本通信のサービスに契約することが必須となるのでしょう。記者の感想としては、協業というよりもむしろ「日本通信が主体の企画に、VAIOが協力している」ように思えました。

2月16日「VAIO meeting」では発表しない!

 日本通信は「2015年2月発売予定」であると公表しています。

日本通信の決算説明会スライドより。2月発売が明らかに

 2月といえば、ユーザーイベント「VAIO meeting 2015」が16日に開催されます。PC新製品の発表とともに、スマートフォン製品のサプライズ発表&発売にも期待したいところ。だったのですが……

 しかし「VAIO meeting」ではPCの発表のみで、スマホ発表は予定していないとのこと。

「安曇野フィニッシュ」はしない

 VAIOといえば「安曇野フィニッシュ」。本社を長野県安曇野工場に据え、設計から製造、出荷まですべて安曇野で行なうことで知られています。

 今回の「VAIOスマホ」ではどうなるのでしょうか? VAIOが担当するのは主にスマホ本体のデザインで、それ以外(生産や販売)は日本通信が担当するそう。

 つまり「安曇野工場では製造しない」ということになるようです。

箱が公開されましたが、サイズや色は…?

 箱が明らかになれば、中身もそれとなく予想できそうなもの。黒い箱に、まさかカラフルな中身を入れているとは思えません。箱と一緒に本体のサイズやデザイン、色も明らかにしていいのでは…?

 と目論むも、やはりそこは「トータルパッケージ」。共同で発表会を行なうまで、情報提供は不可のようでした。なお、報道関係者への案内は2月中旬ごろとなるそうです。

 最後に「非常にシンプルなものですが、魅力的に仕上がっています」とコメントを頂きました。2月、楽しみに待ちましょう。

過去記事アーカイブ

2024年
02月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
03月
04月
05月
06月
10月
11月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2018年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
11月
12月
2017年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2016年
01月
02月
03月
04月
05月
07月
08月
10月
11月
12月
2015年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
12月
2014年
07月
08月
09月
10月
11月
12月