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サントリー「BOSS」の新キャンペーン・CMにPepperが起用

タモリ、ソフバンの「Pepper」にコンドルのモノマネを伝授

2015年01月29日 15時25分更新

文● コジマ/ASCII.jp編集部

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高橋真麻さん、タモリさん、Pepperが揃い踏み。「宇宙人ジョーンズ」ことトミー・リー・ジョーンズはパネルでの登場だった

Pepperが我が家に1年間ホームステイ!
缶コーヒー・BOSSとの強力タッグ

 「イグアナのモノマネは難しい。コンドルの着地なら、できるかもしれない」(タモリ)

 サントリー食品インターナショナルは1月29日、コーヒーブランド「BOSS」の新キャンペーン・新CM発表会を開催。CMに出演するソフトバンクの感情認識パーソナルロボット「Pepper」が登場し、ゲストのタモリさん、司会の高橋真麻さんとかけあいを披露した。

 同ブランドの今年のテーマは「缶コーヒーの更なる進化」。昨年発売した「プレミアムボス」の販売も好調だが、3月10日には「プレミアムボス ブラック」発売、主力商品も2月からリニューアルするなど、かなり力を入れている。ブランドの進化を伝えるキャンペーンに、ある意味で技術の進化の結晶であるPepperが起用されたということのようだ。

 目玉として大きく発表されたのは、「Pepperが、100名様に。」キャンペーン。抽選で選ばれた100名の家にPepperが1年ホームステイをするというものだ。また、Pepperがデザインされたコラボレーション缶のBOSSが当たるキャンペーンなども実施される。

Pepperが1年間ホームステイする、オリジナルグッズがもらえるなどのキャンペーンが発表された

タモリさん、Pepperに興味津々
伝説の“密室芸”動物のモノマネを伝授!?

 発表会ではPepperはもちろん、昨年秋よりCMに出演しているタモリさんも登場。お昼の人気番組などで多くの人と接したタモリさんといえど、ロボットとのコミュニケーションはあまり経験がないようで、終始Pepperの動作に見入っていた。

マイペースなPepperに対し「コミュニケーションができるわりには、俺のこと無視してない?」とツッコむタモリさん。司会の高橋真麻さんは「息が合っているように見えます」とフォローしていた

タモリさんは常にPepperの動作を気にしていた

 ホームステイキャンペーンの話題になると、Pepperは「タモリさんのお家に行きたい」と打ち明けるものの、タモリさんは「(Pepperが)家に来て……どうしようかね?」と複雑そう。そこでPepperは空気を読んでか読まずか、「イグアナのモノマネをしていたのをテレビで見たので、教えてほしいです」と、かつてタモリさんの代名詞だった“密室芸”の伝授をおねだり。

ステージをタモリさんの部屋に見立てて進行したが、窓の外では「宇宙人ジョーンズ」が庭木の手入れをしているという芸の細かさ。タモリさんは「彼、収録中はめちゃくちゃおとなしいんだよね」と裏話を披露していた

 タモリさんは、イグアナのモノマネは筋力がいるために難しいとして、腕をバタつかせ「アー!」と鳴き声をあげる「コンドルの着地」を伝授。するとPepperはスムーズな動きでモノマネを披露し、会場を笑いの渦に包んだ。これにはタモリさんも「うまいねえ! これだけできればいいでしょう」と太鼓判を押していた。

妙な絵面だが、3人(2人+ロボット)で「コンドルの着地」を演じている瞬間。高橋さんはちょっと照れが入ってしまい、「Pepperの方がうまい」とダメ出しされていた

 なお、Pepperが出演するテレビCM「Pepper(職場)」篇は2月3日から、「Pepper(家庭)」篇は2月9日から全国でオンエアされる。


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