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世界で使えるプリペイドカードに大手が参入

DNPと日本ユニシス、国際ブランドプリペイドの決済プラットフォームサービスを提供

2015年02月04日 13時50分更新

文● 行正和義

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国際ブランドプリペイドの利用イメージ

 大日本印刷と日本ユニシスは1月28日、国際ブランドプリペイドカードの決済プラットフォームを提供すると発表した。

 国際ブランドプリペイドは、Visa、MasterCard、JCBなどの国際ブランドの全世界のカード加盟店で利用できるプリペイド方式の電子決済サービス。原則として申し込み時の入会審査や年齢制限がないなど手軽に利用でき、チャージした金額を超える利用はできないことから海外旅行時にも安心して持ち歩ける。

 両社は協業してグローバル規模で成長しつつある国際ブランドプリペイド分野に参入。第一弾として国際ブランドプリペイドのカード発行・決済管理のプラットフォームを共同開発し、カード発行会社に対してクラウドサービスにより提供する。カード製造、申込書入力などの業務受託、カード利用履歴を活用したマーケティング支援などと組み合わせて4月より販売開始する。

 カード製造・発行からカード決済管理、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、マーケティングまでワンストップでサービス提供するのは国内初という。クラウドサービスとして提供されるため初期投資が少なく、あらかじめパッケージ化された共通機能をカード発行会社ごとにカスタマイズして提供できる。カードはVisa、MasterCard、JCBに対応。セキュリティはPCI-DSSに準拠する。

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