最新端末を丸裸！　スマートフォン定点観測 第117回

Xperia、isai、AQUOS、3キャリアのVoLTE対応モデルを比較！

パネル部分が振動して通話が可能
AQUOS CRYSATL X

　isai VLと同じくディスプレーの下にインカメラが搭載。超狭額縁を売りとするAQUOSではおなじみの配置と言える。

　右側面にハッキリとしたデザインの音量ボタン。左側面には何も配置されておらずスッキリ。上部に電源ボタンとキャップレスのイヤホンジャック（ただし防水非対応だ）。下部にはmicroUSB端子がある。

3面狭額縁の特徴的なデザイン。インカメラは下部に

　背面カバーは細かい網目状の加工が施され、指紋が目立たず滑りにくい。カバー自体は外れるものの、こちらもisaiと同じくバッテリーの交換は不可。カバー裏にmicroSDスロットとSIMスロットがある。

背面カバーには網目状の加工が

　なおディスプレーは「ダイレクトウェーブレシーバー」を搭載しており、パネルが振動して音を伝える。同じような機能として、京セラのスマホに搭載されている「スマートソニックレシーバー」があるが、AQUOS CRYSTAL Xにも受話口が無い。

まずはスペックでリードした
isai VLが1勝

　今回の勝負の決め手はスペック比較のみ。料金比較も外観比較も、突出した機種は無い。ここは順当にスペックが高く、多くの機能に対応しているisai VLの勝ちとしたい。

　今回は大きな差が生じなかったが、5.5型の2機種と4.6型のXperia Z3 Compactではサイズに大きな違いがあるので、次回の操作テストでは違いが見えてくるのでは無いだろうか。久々に3キャリアでの通信速度も比較するので、どんな結果になるのか楽しみにしてほしい。

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