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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第390回

猫撮影には単焦点の中望遠レンズがおススメ!

2015年01月23日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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「E-M10」+シグマ「60mm F2.8 DN」。マイクロフォーサーズにつけると120mm相当になってほどよい猫撮り望遠レンズとして使える。低木の下にちょこんと座ってた猫がこっちを気にして少し身を乗り出したらいい感じに日差しが当たってくれた(2015年1月 オリンパス OM-D E-M10)
「E-M10」+シグマ「60mm F2.8 DN」。マイクロフォーサーズにつけると120mm相当になってほどよい猫撮り望遠レンズとして使える。低木の下にちょこんと座ってた猫がこっちを気にして少し身を乗り出したらいい感じに日差しが当たってくれた(2015年1月 オリンパス OM-D E-M10)

 それなりに知られている猫に出会える場所ってのがいくつかあるわけで、著名なところへ休日に訪れると、たいていカメラを持って猫を撮りに来たと覚しき人と遭遇するのである。

 ちょっと前まではコンデジを持ってる人も多く見かけたが、最近はほとんど見ない。スマホ(まあたいていはiPhoneなんだが)かレンズ交換式カメラ。

 だがしかし、レンズ交換式カメラを手にし、実際にレンズを別途購入して必要に応じて付け替えて使ってる人はどのくらいいるかというと、ちとこころもとないのである。よく見かけるのはカメラに同梱されるいわゆる「キットレンズ」だしね。

 じゃあ、猫を撮りたいときはどんなレンズがお勧めか。実はこの年末年始、とあるムックの仕事で30本近いレンズをとっかえひっかえして試してたのである。

 もちろん、カメラとレンズを持って屋外で撮影していれば、猫に出会うこともあるわけで、猫に出会ったら撮らないわけがないわけで、そんな風に撮った写真から、猫用に1本追加で買うなら、お値段もお手頃でそんなにかさばらない単焦点の中望遠レンズがお勧めだよ、という話だ。

 マイクロフォーサーズなら45mmから75mmくらい。APS-Cサイズセンサーのカメラなら、60mmから100mmくらい。

「α6000」+シグマの「60mm F2.8 DN」。猫の横顔を狙ってたらあくびしそうな顔になったので、口をめいっぱい開くタイミングを見計らって撮影(2014年12月 ソニー α6000)
「α6000」+シグマの「60mm F2.8 DN」。猫の横顔を狙ってたらあくびしそうな顔になったので、口をめいっぱい開くタイミングを見計らって撮影(2014年12月 ソニー α6000)

 これはα6000にシグマの60mmF2.8というレンズを付けて撮った猫の大あくび。

 この距離感がいい。広角でぐっと近寄って撮ると親近感が出ていいけど、そこまで近寄らせてくれる猫はなかなかいないし、望遠過ぎると遠くからこっそり撮りました的な不自然な絵になっちゃう。

 中望遠くらいだとほどよい距離感で撮れるのだ。

「EOS 70D」+「EF100mm F2 USM」。駐輪場で振り向いた黒猫を絞り開放で狙ってみた。背景が大きくぼけるのもよいところ(2014年12月 キヤノン EOS 70D)
「EOS 70D」+「EF100mm F2 USM」。駐輪場で振り向いた黒猫を絞り開放で狙ってみた。背景が大きくぼけるのもよいところ(2014年12月 キヤノン EOS 70D)

 黒猫を見つけたのでそっと近づいてカメラを構えたら、それがバレちゃって、とことことこと逃げられちゃって、あ、と思ったら、駐輪場に入ったところでこちらをじろり。様子を伺った瞬間に撮ったもの。

 これ以上距離を縮めるのは難しいかなという距離感。

(次ページに続く、「チルト式モニター&中望遠レンズの組み合わせるはカンペキ!

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