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ピント位置の変更や部分を限定した明るさ変更など、写真の3D編集が可能

世界初、RealSenseカメラ搭載の8型タブレットを発表――デル

2015年01月22日 17時00分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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RealSense Snapshot Depthカメラを搭載する薄さ約6mmの8型タブレット「Venue 8 7000」

 デルは1月22日、インテル RealSense(RealSense Snapshot Depth)カメラを搭載する薄さ約6mmの8型タブレット「Venue 8 7000」シリーズを発表した。1月27日から販売を開始する。直販価格は4万8980円(送料込み、税別)。

 Venue 8 7000は、世界初のインテル RealSenseカメラを搭載したタブレット。背面カメラで同時に複数の角度から写真を撮影し、深度センサーによる測定データを付与する。専用アプリケーションにより、ピント位置の変更や部分を限定した明るさ変更など、3Dの編集、距離の計測などを行えるとしている。また、顔認識機能に対応した写真検索、Facebookタグを用いたアルバム自動生成などが可能な同社独自のDell Galleryも初めて搭載する。

背面に3つのカメラを搭載。連動して写真を撮影する

 薄さ約6mmのボディーは陽極酸化アルミ仕上げで、液晶は8.4型WQXGA(2560×1600ドット)ディスプレーを採用する。

 CPUはクアッドコアのAtom Z3580(2.3GHz)、メモリーは2GB、ストレージは16GB eMMCを搭載。MicroSDカードスロットは、最大512GBまでのカードに対応。OSはAndroid 4.4。Windowsデスクトップのようにディスプレーやマウスを接続できるDell Castアダプター、Bluetoothキーボードカバー、Bluetoothスピーカーなどのオプションを用意する。

 本体サイズは幅124.4×奥行215.8×高さ6mm(概算値)、重量は約305g。

専用アプリにより写真に写された空間の距離を立体的に測定可能。撮影時はメインカメラに映る画像を中心に、画面左上で2つのサブカメラの様子をモニターできる

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