このページの本文へ

寒い日も大丈夫! iPhoneでホームクリックの間隔を調整するテク

2015年01月18日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 iPhoneでは、ロック画面が解除された状態でホームボタンをダブルクリックすると、アプリの切替え画面が表示される。トリプルクリックだと、色の反転など任意の操作が可能だ。

ホームボタンを2度押しすると、アプリの切替えや終了ができる。よく使うというユーザーも多いはず

 しかし寒いこの季節では手がかじかんでしまい、うまく連続してホームボタンをクリックできないことがある。普通に使っていても、ダブルクリックのタイミングが遅れてしまい、アプリが終了したうえホーム画面の1枚目まで戻ってしまった経験がある人も多いはずだ。

 そこで、ホームボタンのクリック間隔を調整できる小技を活用しよう。

 まず「設定」から「一般」を開き、「アクセシビリティ」を選択。下にスクロールしていくと「操作」という項目があるので、その中にある「ホームクリックの間隔」をタップする。

「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「操作」項目の「ホームクリックの間隔」。操作系の細かなカスタマイズは、アクセシビリティから設定できる

 ここでは、ホームボタンのダブルクリック、トリプルクリックのタイミングを3段階から選ぶことが可能だ。

 何も設定を変更していなければ、最初はクリックの間隔が一番短い「デフォルト」にチェックが入っているはず。もしクリックの間隔をもっと空けたいなら、「遅く」や「最も遅く」を選択する。

「デフォルト」「遅く」「最も遅く」をそれぞれ選ぶと、画面の一部がグレーに点滅しながら、バイブレーションが等間隔で震える

 それぞれチェックをするごとに、バイブレーションがブッブッブッと震えながら、連続クリックが有効となるタイミングをわかりやすく教えてくれる。この設定をしておけば、多少連続クリックのスピードが遅くても、きちんと認識してくれるようになるはずだ。

 またiPhoneには、画面上でホームボタンと同様の操作ができるAssistiveTouchという機能もある。ホームクリックが面倒な人や、ホームボタンの摩耗が気になる人は、AssistiveTouchを使ってみるのもひとつの手だ。

「設定」の「アクセシビリティ」から「AssistiveTouch」を選び、設定をオン。画面上のAssistiveTouchボタンを押せば、ホームボタンやSiri、画面ロックなども可能だ

 今回のTipsは、0コンマ数秒を調節するようなややマニアックな小技だ。しかし毎日何回も押すホームボタンだからこそ、自分が使いやすいように設定しておき、ストレスフリーな使い勝手を実現していきたい。


■関連サイト

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中