ChromebookやWindows 8.1 with Bing搭載PCなど、オススメ製品を紹介
2015年は低価格モデルに注目! 3万円台で買えるノートPC・タブレット
2015年01月30日 15時17分更新
昨年話題となったのが、クラウドと連携する格安PC「Chromebook」国内販売や、2万円を切るWindowsタブレットだ。2015年も要注目の、3万円前後で買える格安PC・タブレットを紹介しよう。
安さの秘密はOSとクラウド!
低価格PC・タブレットの多くは、ライセンス料が低い、あるいは無料のOSを採用して安さを実現している。グーグルの「Chromebook」は、無償または低価格で配布されているChrome OSを、WindowsのPC・タブレットはライセンス料を大幅に引き下げた「Windows 8.1 with Bing」をそれぞれ採用。クラウドの活用が進み、必ずしも高いスペックが必要ではなくなったことで、そのぶん製造コストを下げられるのもポイントだ。
噂の「200ドルPC」が日本上陸
日本ヒューレット・パッカード「Stream 11-d000」
実売価格 2万8000円前後
米国で昨年9月に発表され、199.9ドルという安価さから「200ドルPC」として話題を呼んだ11.6型ノート。税込み価格で3万円を切るコストパフォーマンスの良さが最大の特徴だ。外出先などでクラウドサービスを利用するスタイルを開発の前提とし、ストレージ容量やプロセッサー、メモリーといったハードウェアの構成はあくまで必要十分にとどめている、言わばWindows版のChromebookと言える。
バッテリー駆動時間は約8時間と長めで、一日中外に持ち出すことも可能。マイクロソフトのオンラインストレージサービス「OneDrive」100GBプランが2年間無料で利用できるほか、全世界のWi-Fiスポットを利用できる「iPass」使用権1年分が付属するのもポイント。世界的にシェアを伸ばすChromebookの対抗馬として、低価格PCの新たなスタンダードとなることができるのか、2015年最注目のアイテムだ。
メモリー4GBで動作に余裕アリ
日本エイサー「Chromebook C720」
実売価格 3万円前後
グーグルのノートPC「Chromebook」のうち、国内で最初に販売開始となったモデル。グーグルが独自に開発したChrome OSを搭載し、ブラウザー上でウェブアプリケーションを使用することに特化している。Chromebookは高いスペックを必要としないため、搭載メモリーは2GBが主流だが、同モデルは4GBメモリーを採用し、多少高負荷な作業も余裕を持って実行できるのが特徴だ。
2万円台でOffice搭載のWinタブ
マウスコンピューター「WN801V2-BK」
実売価格 2万5000円前後
昨年12月に販売開始となった、2万円台の8型Windowsタブレット。この価格でMicrosoftのOffice Home and Business 2013をプリインストールしている点は大きなメリットだ。CPUはAtom Z3735F(1.33GHz)、メモリーは2GB、ストレージは32GBと、スペックも十分。何でもこれ1台で、と言えるほどの余裕はないが、多少の仕事利用も考えている人にとってはいい選択肢になるだろう。
国内モデルで2万円切り!
サードウェーブデジノス「Diginnos DG-D08IWB」
実売価格 1万9000円前後
国内モデルとして初めて2万円を切る低価格を実現した話題のWindows 8.1 with Bing搭載タブレット。メモリーはWindowsが要求する最小スペックの1GBではなく、余裕をもって2GBのものを搭載しているなど、単純にスペックを抑えているわけではないのもオススメできる。ストレージは16GBだが、クラウドストレージなどを上手く活用すれば、ちょっとしたPC的な使い方も可能だろう。