最新端末を丸裸！　スマートフォン定点観測 第115回

2万円台で買える格安スマホのカメラの性能はどう？

エキスパートモードもある！
freetel XM

　freetel XMは「シンプルモード」と「エキスパートモード」を用意しており、初期設定では「シンプルモード」。こちらは手動設定が不要ですぐに撮影ができる。

　「エキスパートモード」は露出補正、ホワイトバランスの調整といった微調整をしたい人向けだ。

　撮影モードには「中（標準か？）」「オート」「HDR」「パノラマ」「美肌」「笑顔」があり、11種類のフィルター（「なし」を除く）、動画には早送りの映像が撮れる低速度撮影、インカメラには美肌モードがある。

　機能自体は少ないが、UIが工夫されており、初心者でも使いやすい。

フルオート、マニュアル操作の両方で撮影が可能。撮影モードも一般的なものがそろっている

KC-01と迷ったが……
Ascend G620Sを勝利と判断！

　さて、今回はどの機種を選べばいいのか難しい。画質を考えればAscend G620Sが一番と言える。機能面も豊富だ。

　しかしサクサク撮るという意味では、KC-01とfreetel XMのほうが優秀だ。freetel XMは撮影比較で脱落しているので、KC-01とAscend G620Sのどちらを選ぶのか？　ということになるが、Ascendのリードと判断した。起動、クイック撮影の割り当てをカスタマイズすれば、また使い勝手も変わるだろう。

　次回はこの3機種の比較では最終回。スタミナ比較や小技の効いた機能を紹介していく。正直、バッテリー容量は小さい。それでも長持ちなのだろうか？　格安スマホのスタミナに注目してほしい。

■関連サイト

• ファーウェイ・ジャパン
• UQ mobile
• freetel