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たばこを吸いすぎると火がつかなくなる禁煙ライター スマホに吸った本数を記録するQuitbitはいかが

2015年01月14日 07時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ編集部

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 「煙草吸ってもよろしいですか?」「どうぞ。ところで一日に何本くらいお吸いに?」「ふた箱くらい……ちょっと待ってください、正確な本数をライターに聞いてみます」

 電子ライターのクイットビット(Quitbit)が開発中だ。自動車のシガーライターと同じようにコイルの発熱でタバコに火をつけるライターで、現在予約受付中。今年3月に出荷予定で、価格は99ドル(約1万1800円)。高いには理由がある。スマートフォンとBluetoothで連携し、吸う本数の管理ができるのだ。

 クイットビットはタバコに火をつけた回数、前に吸ったときからどれだけ時間が空いていたかなどを記録する。専用アプリで1日何本までという「目標」を設定すれば、一定回数を超えたあとは火がつけられないよう「ロック」もできる。バッテリーは1回の充電で1週間ほど持続する。

 クイットビットは米ブラウン大学の大学院生が2013年に設立したスタートアップ。カルトオブマックによれば、創業者アタ・ゴフラニ(Ata Ghofrani)は、大学時代にタバコを吸った本数を記録する良い方法が見つからずにアイデアを思いついたのだそうだ。ライターが売れればきっとベンツくらい買えるだろう。


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