このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

軽くて装着感が快適なのは正義

普段使いに最適! 低音もリッチなボーズのインイヤーイヤフォン

2015年01月10日 12時00分更新

文● 四本淑三、写真●篠原孝志(パシャ)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

大きく目立つイヤーチップ「StayHearチップ」は、先代のIE2 audio headphonesから引き継がれたもの

 最近のボーズはカジュアルユースの製品に力が入っています。2014年秋に発売されたイヤフォン「Bose SoundTrue in-ear headphones」は、「IE2 audio headphones」の後継機種で、カラーバリエーションを増やし、価格を少し下げた製品です。

 一見するとカナル型のように見えますが、先代同様のインイヤーの開放型です。デザインの変更は受けたものの、キープコンセプトでイヤフォンの構造としては大きく変わっていません。つまりイヤフォンの形式としてはiPhoneのオマケと大差ありません。

リモコン非搭載のスタンダードモデルが、ボーズ・オンラインストア価格で1万800円。同じく3ボタン式マイク内蔵リモコン付きのスマートフォン対応モデル 、およびApple製品対応モデルで1万4040円。付属品はStayHearチップ、専用コードクリップ、そして本体同色のキャリングケース。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、クランベリーの3色(スマートフォン対応モデルはブラックのみ)

 ですが、この製品が向いているのは「iPhoneに付いてきたオマケのイヤフォンが気に入らないので、もうちょっとマシなものにグレードアップしたい。でも、オーバーヘッドバンド型は大げさでかさばるし、カナル型は着けるのが面倒……」という方々でしょう。

 なぜなら、そのように消去法で選んでいくと、結局インイヤー型しか残らないからです。しかし、iPhoneのオマケのイヤフォンが気に入らない理由は、おそらく開放型のインイヤー型という構造自体に起因したもののはずです。

 とはいえ、インイヤーの開放型イヤフォンには、優れた点もいくつかあります。それを伸ばし、欠点を可能な限りつぶしたのが、ボーズのSoundTrue in-ear headphonesと言えます。

(次ページでは、「インイヤー開放型の何がよくてダメなのか」

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中