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2015年 SEO業界 予測と展望

文●渡辺隆広/SEMリサーチ

2015年01月05日 10時08分更新

記事提供:SEMリサーチ

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皆様、明けましておめでとうございます。本年もSEMリサーチをよろしくお願い致します。2015年を迎えたところでまず第1弾は、SEO業界 2015年の予測と展望について語りたいと思います。

※ 2015年というよりも、2015年以降の方向性について話します

「コンテンツマーケティング」と「モバイル」は大多数の方が挙げてくると思いますので、そこは押さえつつ…


コンテンツマーケティング

人工リンク(※ SEOを目的に自分で生産したリンク、あるいは外部から購入したリンク)主導のSEOが厳しくなってきていることは、それを生業としてきた会社であれば肌で感じた2014年だったと思います。Google の検索アルゴリズム、機械学習精度の向上により人工リンクが今後再び SEO の舞台で脚光を浴びることはなく、このままコンテンツ主導の(外部)自然リンク獲得施策や、ユーザーに有益な、彼らの体験を豊かにするためのコンテンツ施策が重要になってくることは間違いありません。


モバイルUXのランキング反映

モバイル検索需要の増加に伴い、Google はデバイスに基づいた検索のパーソナライゼーション(ランキングのカスタマイズ)をさらに強化してくるでしょう。2014年に Google が既にディレクションを示している通り、スマートフォンにおける検索体験を高めるために、(Googleは言葉を濁していますが)いわゆるモバイルユーザビリティやユーザーエクスペリエンス的な要素をアルゴリズムに取り入れて、検索順位に反映させてくるでしょう。


アルゴリズムアップデートの分析はますます困難に

【上級者向け】 Google は昨年「パンダ」「ペンギン」「ピジョン」「トップヘビー」「HTTPS/SSL(※ 名称なし)」といったアルゴリズムの更新を明らかにしているものの、これらは1年を通じて行われたアルゴリズム追加・変更・更新のほんの一部に過ぎません。2014年の検索順位変動履歴をつぶさに追っている方は、原因の特定・推定ができない数多くの謎の順位変動を経験したはずです。Google のアルゴリズムが高度・複雑化し、またその更新・適用頻度もよりリアルタイムに、高頻度になってきたことにより、ある一時点の順位変動が複数のアルゴリズムの影響を受ける機会も増える、つまり、SEOの実務者サイドから見ると、原因特定のできない更新(≒順位変動)は2015年に益々増加してくることが予想されます。


ポスト外部(人工)リンク時代

【上級者向け】昨年、パンダアップデート絡みの話で話題になった、ブランド言及(brand mention)やインプライド・リンク(implied link)、あるいや検索行動データといったポスト・リンク時代ともいえる数々のシグナル。特許文書で明るみになって(昨年)話題を集めたものの、それらの概念自体は2~3年前から一部の欧米のSEO実務者や専門家が指摘していた事柄でもあり、また、特定の業界・業種の SEO 実施において、ブランドの認知度向上(を通じた検索のビジビリティ改善)施策は必要不可欠なものとして取り入れられています。

Google が PageRank を発明した頃のウェブは大きく変容しており、外部リンクの解析によって未だに得られるシグナルもあれば、今日のウェブ環境だからこそ得られる新たなシグナルもあります。スマホ全盛時代、その後者のシグナルとして Google が今後何を発展させてくるのかという点は注目していきたいところです。

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