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【2014年スマホ】格安SIMやiPhone 6など、ASCII.jpで振り返る

2015年01月03日 15時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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【5月】
各社夏スマホを発表
ドコモはVoLTE、auはキャリアアグリゲーション

 5月は例年通りに夏スマホの発表会ラッシュ。ただし、ソフトバンクは当初大きな発表会を実施せず、ドコモ&auが話題の中心。

 先行して発表会が行なわれたauは、キャリアアグリゲーションとWiMAX 2+への対応。特にキャリアアグリゲーションは下り最大150Mbps対応基地局を早急に全国レベルで用意するとした。一方のドコモはVoLTEによる高音質の通話がアピールされた。端末ではXperia Z2やGALAXY S5に加えて、au&京セラの超タフネススマホ「TORQUE」も記事がよく読まれた1台だ。

 このほか、ファーウェイが国内では同社初のSIMフリースマホ「Ascend G6」を発表したほか、スマホではないが「Surface Pro 3」の海外リリースも注目された。

実は隠れた大人気端末となった「TORQUE」

【6月】
WWDC 2014でiOS 8やHealthKitの予告
Amazonスマホ、「Fire Phone」は期待外れ!?

 6月と言えば、アップルの開発者向けカンファレンスの「WWDC 2014」。新iPhoneや当時ウワサになっていたiWatchについては姿を見せなかったが、iOS 8の新機能に加えて、健康機器との連携が可能になる「HealthKit」などの発表がなされた。

 海外で大々的に登場したスマホは、Amazonの「Fire Phone」。前面に配置されたセンサーでユーザーの動きを感知したり、「Firefly」と名づけられた独自ボタンでAmazonのサービスと連携するなどの特徴があったが、商業的には成功を収めることはできず。日本にも上陸しなかった。

HealthKitが発表されたWWDC 2014

前面のセンサーが特徴的ではあったAmazonのスマホ「Fire Phone」

【7月】
ワイモバイルがスタート前に正式に発表会
新「HTC J butterfly」が登場

 ヤフーによる買収は中止されたワイモバイルだが、8月の発足を前に正式に発表会を開催。新端末や料金を発表している。料金は1GBのデータ定額に1回10分/月300回までの音声定額付きで月2980円とわかりやすいプランに。スマホは京セラ製端末などが投入された。

 新「HTC J butterfly」はau夏モデルの追加端末。日本向けに防水・防塵対応になるなど、しっかりカスタマイズされたHTC端末だ。前モデル同様にアジアでも展開されるため、台湾や香港のメディアも発表会に多数招待されていたのが印象的。CMキャラクターにも乃木坂46が継続起用された。

新生ワイモバイルが正式にスタート

日本向けにカスタマイズされた「HTC J butterfly」の新モデルが発表

【8月】
新型iPhone 6のさまざまなウワサにワクテカ
アイスバケツチャレンジがモバイル業界にも

 8月は毎年iPhoneの真偽不明のさまざまなウワサに盛り上がる時期だ。5.5型のiPhone登場については、あまりに多くで語られていたため、「ほぼ確実?」という感はあった。

 この夏のもう1つ大きな話題が、アイスバケツチャレンジ。ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグといった大物に続き、早い段階で氷水を被ったのが、おなじみ孫社長。指名元もホンハイのトップ、テリー・ゴウという超大物だった。

孫さんやワイモバイルのガン社長も氷水をかぶった


(次ページでは、「9~12月の話題 iPhone 6の発売に、国内初のFirefoxスマホ」)

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