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年末の大掃除 ラクしてPCを綺麗にしよう! 第3回

ホコリたっぷり! PC掃除術のキホンは吹き飛ばし

2014年12月27日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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ビデオカードのクーラーも同様にお掃除

 ビデオカードの冷却クーラーも掃除手順はCPUクーラーとほぼ同じになる。ただし、基板と冷却クーラー部を外すわけにはいかないので、手を滑らせて落とした! なんてことにならぬように、十分注意を払って作業を行なっていこう。

2年ほど使用しているビデオカードの冷却クーラー。フィンの間にホコリが詰まっており、ファンの風を切るエッジ部分にはうっすらとホコリが積もっている

まずはエアーが排気される側(基板側)からエアダスターを使って、フィンのすき間に入り込んだホコリを飛ばそう

ある程度吹き飛ばしたら、ウェットティッシュ+割り箸で羽根とヒートシンクを掃除。力を入れすぎると羽根が折れる、ファンの軸が歪むといったことも

フィンの間に入り込んだ汚れ(ヤニ)までは取れないが、ファンの羽根は綺麗に。カバー部などもしっかり拭けばお掃除完了だ

PCケース筐体やパネルなども拭いて
大掃除は終わり

 PC内部や冷却クーラーの掃除が終わったら、各種パーツをもとに戻し、問題なく起動すれば、掃除終了まであとひと息だ。最後にPCケースの外側を、しっかりと拭き掃除して見た目もピカピカにしてあげよう。

 数年掃除していないPCでは、CPUやGPUの温度が下がったり、音が静かになったりといった効果を感じられるだろう。もちろん、そんな劇的な効果を体験できなくとも、PCを徹底的に掃除したあとは、不思議と爽快な気分になるもの。綺麗になったキーボードやマウスとともに、新たな1年を迎えよう。

 さらに、あまりのひどいヤニ汚れに、禁煙を志す気持ちが芽生える相乗効果も。大掃除後に2015年こそは、禁煙外来の門を叩こうと思うに違いない!!

ホコリも黄ばみもなくなり、光り輝いている愛機

 蛇足だが、今回掃除に使ったQNAP製NASが故障した模様……。原因はまったく不明なのだが、掃除後、元に戻したらNASのネットワークIPアドレスが“0.0.0.0”なってしまう症状が発生。

 ネットワーク経由でのアクセスはもちろん、本体で直接IPアドレスなどを設定しても反映されないと、お手上げ状態になってしまった。

 壊れるぐらいなら掃除しなかったほうが良かったと一瞬頭をよぎったが、これは物欲の神が新モデルを自腹で買えと言っているのかな~と。掃除といっても相手は精密機械なので、十分注意して行なう必要がある点は肝に命じておいて貰いたい。

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