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【2014年AV機器】Bluetoothスピーカーが大流行!? 4Kテレビは10万円台に! 

2014年12月30日 15時00分更新

文● ハシモト/ASCII.jp編集部

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4KのVODサービスがついにはじまり、コンテンツも充実しつつある4Kテレビ

4KのVODサービスがついにはじまり、コンテンツも充実しつつある4Kテレビ

 2014年のAV業界をひとことで表すなら“高解像”だろう。映像は「4K元年」と位置づけられ、4Kテレビはもちろん、4Kビデオカメラや4K動画が撮れるデジタルカメラも登場。さらに4KのCS試験放送と4K VODサービスも開始された。

 オーディオ業界も「ハイレゾ」というキーワードが席巻した。

2015年が勝負? 価格がこなれてきた4Kテレビ

2014 International CESでは、海外メーカーがこぞってカーブド(湾曲)テレビを発表。しかし、日本ではあまり製品化されていない

2014 International CESでは、海外メーカーがこぞってカーブド(湾曲)テレビを発表。しかし、日本ではあまり製品化されていない

 2013年まで4Kテレビは50V型以上が当たり前であり、価格も30万円を超えるハイエンドモデルだった。しかし、2014年は40~50V型という小型サイズが登場。価格も20万円台で購入できる製品が多く、店によっては10万円台前半で売られていることもある。

 この様子だと、2015年前半には大手量販店で20万円を切る可能性もあり、そうなると普及に拍車がかかってもおかしくはない。

 なお、海外では画面が湾曲した「カーブド」テレビが話題を集めたが、日本ではほぼ製品化されていない。画質にこだわる日本メーカーは、画面を湾曲させることにはあまり意味がない、と判断したようだ。

4K放送や動画配信が始まる!

Channel 4Kの受信に対応するシャープのデジタルレコーダー「TU-UD1000」

Channel 4Kの受信に対応するシャープのデジタルレコーダー「TU-UD1000」

 コンテンツは、次世代放送推進フォーラムが4Kの試験放送「Channel 4K」を開始し、4K VODサービスもNTTぷららが「ひかりTV 4K」を、アクトビラが「4Kアクトビラ」をそれぞれ開始した。とはいえ、まだまだ4Kコンテンツ数は少ない。テレビや映画の製作現場では4K環境が整いはじめているとのことで、来年、どこまで4K コンテンツが増えるのか注目したいところだ。

コンシューマー向けビデオカメラにも4K化の波が……

ソニーが3月に発売した4Kハンディカム「FDR-AX100」

ソニーが3月に発売した4Kハンディカム「FDR-AX100」

 4Kビデオカメラは、ソニーがいち早くハイアマチュア向けモデルと一般ユーザー向けハイエンドモデルとして投入。その後、パナソニックもハイアマチュア向けモデルとウェアラブル4Kカメラ、そしてデジタルカメラに4K動画撮影機能を搭載したモデルを投入。

 一般ユーザーが4K動画を撮影する環境はかなり整っているように思うが、実際にこれらの機器が活躍するのは4Kテレビがある程度普及してからではないかと思われる。

(次ページに続く、「意外に使える!? 最新のニセケータイの実力」)

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