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アスキースマホ総研 ― 第44回

ドコモに続き、auやSBもスタート! VoLTEって何? どう便利?

2014年12月26日 11時00分更新

文● アスキースマホ総研

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今回のテーマは「VolTE」。単純に通話の音質が上がるだけではないVoLTEについて解説するぞ!

 ドコモに続き、au/ソフトバンクも開始したスマホの新テクノロジーがVoLTEだ。しかし、そもそもVoLTEって何? という人や、音質が良くなること以外はよくわからないという人も多いはず。

 そこで今回はアスキースマホ総研がVoLTEの仕組みや魅力を紹介! ただ音質が良くなるだけではなくて、もっとうれしいポイントがある!……ということをわかりやすく解説していく。

そもそもVoLTEって何なのだろう
LTEネットワーク上で音声通話が可能に!

今回はしっかりVoLTEについて予習してきて、“ボルテ”ージが上がっているカリーさん

ドロイド 今回のテーマは「VoLTE」です。いつものパターンではありますが、カリーさんはVoLTEって知ってますか?

カリー いい加減にしてください。今回はちゃんと調べてきたので、「Voice over LTE」の略ということは知っています。

スピーディー あれ!? カリーさんが予習しているとは珍しい! でもそれなら話が早いですね。カリーさん、その調子でVoLTEの解説もよろしく。

カリー いや中身までは……。それより「ボルテ」っていい言葉の響きですよね。VoLTEでボルテージMAX! みたいな。

スピーディー ガクッ! ダジャレかよ!

ドロイド 調べたのは名前だけとはね……。それでも以前のカリーさんよりは進歩しているとは言えるか。というのはともかく、VoLTEはもともとはデータ通信用に開発されたLTEのネットワーク上で音声通話を実現する技術です。

スピーディー LTEのデータ通信で音声のデータを送受信するのですよ。それから音声圧縮の技術も新しくなって、音質もよくなっているのです。従来主流の3G、たとえばW-CDMAは、もう15年ほど前から導入されているサービスですからね。その間、ネットワークや端末の処理性能も上がったというわけです。

ドコモのVoLTE発表時の資料から。VoLTEでは対応する周波数帯域が広がり、高音が聞きやすくなっている

ドロイド それにVoLTEでは通話中でもLTEによる高速なネット接続が可能なのです。これを活かした新しいサービスも実現できるわけです。従来はLTE対応スマホでも、音声通話をするときは3Gに接続が切り替わっていましたからね。

左は従来のLTEスマホでの例。音声通話中は「H」、つまり3G(HSDPA)に接続が切り替わっている。それに対し、右のVoLTE対応端末では通話中も4G(LTE)のまま

カリー なるほどー。あとVoLTEはSkypeやLINEと同じようなモノ……だと以前ドロイドさんに言ったら、ツッコまれた覚えがあります。

ドロイド データ通信のネットワーク上で音声通話を実現しているという意味ではSkypeやLINEと同じですが、VoLTEは途切れず安定して音声通話ができるように帯域を確保したり、緊急発信や留守電など、従来の携帯電話の機能を実現しているという部分で別物です。逆に言えば、スマホでVoLTEを使っていても、音声通話だけをしているぶんには、音質が良くなること以外は使い勝手に大きな差はありません。

スピーディー もう1つ、電話が繋がるまでの時間がとても短いという違いがありますよ。

カリー じゃあ試してみましょう! auのVoLTE対応スマホ同士で「電話」アプリから発信して、プププと言い出してから、相手のスマホが鳴るまでの時間を計ります。……えーと、1秒か2秒ですね。

VoLTE端末同士なら発信してすぐに相手のスマホに着信した

ドロイド じゃあVoLTEに対応していないスマホ同士の場合は……大体5、6秒くらいかな。

カリー あっ、速い! 当たり前の感想ですけど、体感してみるとわかりますね。

VoLTEについてのあれこれ解説はまだまだ続くぞ!

(次ページでは、「VoLTEの威力について実際に体感してみよう!」)

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