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15.6型4Kノート「NEXTGEAR-NOTE i5701」レビュー

「今、G-Tuneで一番推したい製品」のデキを探ろう

文●エースラッシュ

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 マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」シリーズに登場した、4K対応のゲーミングノートPCが「NEXTGEAR-NOTE i5701」だ。単純に4Kディスプレーを搭載しているというだけでなく、しっかり4Kでゲームを楽しめるだけのハイスペックな構成でまとめられたマシンになっている。

「NEXTGEAR-NOTE i5701」

 マウスコンピューターのブランド担当者にインタビューした「担当者推薦、本当に買い得のPC/タブレットはこれだ!」で、G-Tuneブランド担当の杉澤竜也氏が「今、G-Tuneで一番推したい製品」と述べているのが本機。IGZOによる4Kだけでなく、Core i7-4710HQ、GeForce GTX 970M、最大32GBのメモリー、M.2接続のSSDと2.5インチ HDD×2を搭載可能な、ハイスペックなゲーミングノートだ。

直線的でシャープなデザインを採用

 ゲーミングモデルというというと、方々にLEDが仕込まれていて派手に光るような外連味たっぷりのモデルも多いが「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」に関してはそういった装飾はあまりされていない。キーボードバックライトは用意されているが、他に飾りといえるようなものはあまり見当たらないデザインだ。

 トップカバーはヘアライン加工風の見た目だが、素材としては金属は採用していない。樹脂系の軽い素材を使っている。本体側に重量があり、ディスプレー側が非常に軽いというバランスになっているおかげで、ディスプレーの開閉は片手でスムーズに行えるのもポイントだ。

 トップカバーのフチなど、実際に手が触れる部分が尖っているわけではないのだが、直線的なデザインが目立つ。トップカバーの四辺を若干薄くしている部分も、なだらかに曲線を描いてはおらず、真っ直ぐ削いだような形だ。側面部なども含めて、全体的に少し自己主張の感じられるデザインとなっている。

 底面側は四隅に脚が付けられている意外は、基本的に平らだ。側面と底面に通気口は多く用意されており、ハイエンドな構成のマシンでは発熱が多くなるものだが、十分な対策がされているという印象だ。

ヘアライン加工風に見えるが軽く片手で開閉できるトップカバー

底面側には多くの通気口が配されている

軽くしっかりクリックできるボタンとバックライトつきキーボード

 キーボードはアイソレーションタイプのものを搭載している。キーピッチは19mmで、キーストロークは2mm。ストロークが深めなため、しっかりと押し込んだ感触のある打鍵感が得られる。キートップがあまり丸い感じではなく、角張っているあたりも格好がよい。

 キーボードバックライトは白色LEDを搭載。カラー変更などはできないが、キーボードショートカットで明るさの度合いを2段階切り替えることができ、消灯も可能だ。暗い部屋でも快適に使いたいという需要にはしっかりと応えてくれる。

 タッチパッドはスクロール機能つきのもので、見た目はごく一般的だ。しかし実際に使ってみると、そのクリックボタンの感触が少し違うことに気づく。ノートPCのクリックボタンの多くは比較的浅いストロークで押すとカチっと音が出たり感触があるというものが多いが、このモデルではキーボードのキーのようにふかふかと軽く押せるのだ。

 タッチが軽く、クリックボタンとしては深めに押し込めるためミスクリックは少なくできそうだ。

キーボード、クリックボタンともにストロークが深めで使いやすい

バックライトは消灯と2段階の明るさが切り替えられる

マウスコンピューター/G-Tune

(次ページ、「HDMI×1&mini DisplayPort×2など充実のインターフェースを使いやすく配置」に続く)

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