1万円台からのWindows 8.1タブレット購入術 第2回

ドスパラタブやYOGA Tablet 2など、1～3万円台のWin8.1タブレット

スタンド搭載で自立使用や壁掛けもできる
レノボ「YOGA Tablet 2-8 with Windows」

「YOGA Tablet 2-8 with Windows」

　2013年末のモデルはAndroid版だけだったレノボの「Yoga Tablet」だが、この冬、円筒形のバッテリーと回転式のスタンドの外見をそのままにWindows版を登場させた。Android版でYogaスタイルの使い勝手を気にいっていた人には待望の機種だろう。

　価格は今回紹介する中では少し高めの3万円を少しオーバーする程度。特筆すべきは独特のスタイルのほか、8型タイプながら1920×1200ドットという画面解像度だ。

　小さい液晶に高解像度は無駄と考える人もいるかもしれないがWindowsタブレットでは有効なときもある。

　Windowsタブレットはウェブサイトを閲覧するとき、通常はタブレット向けページではなくPC向けページに飛んでしまうため、PC向けの情報の詰まったページが表示される。小さい文字でも潰れないで表示されるため、非常に閲覧性能が高いタブレットといえる。

スタンドを収納した状態の背面。ヒンジの部分にカメラを内蔵する

スタンドを開いた状態。自立が可能だ

スタンドをさらに開き、上下を反転させると壁掛けモードに返信。スタンドの穴にフックをかけられる

　YOGA Tabletは独特な形状のスタンドにより、別途ケースやスタンドがなくても立てることができる。スタンドには穴があいており、フックで壁掛けもできるため、何かを見るためのタブレットして非常に使い勝手がいい。

本体側面にはボリュームボタンとmicroUSB端子を搭載。右の丸い部分が電源ボタンだ

反対側にはイヤフォンジャックとWindowsボタンを装備

背面のスタンドを開いたところにmicroSDカードスロットがある

　ただし、円筒形の部分は厚みがあるため、薄いカバンへの収まりが悪いときもある。液晶部分だけ見れば薄型だが、購入前に形状はよく確認したほうがいいだろう。

　パフォーマンスに関して画面解像度が高いことによりベンチマークでも低い結果が出てしまっているが、実際にはそれほど気にならない。むしろ高解像度の使い勝手のよさのほうがよりプラスである。

　なお、YOGA Tabletには10.1インチ液晶モデルもある。そちらは本体とマグネットでくっけるカバー兼用のキーボード「Bluetoothキーボードカバー」が付属している。

YOGA Tablet 2-8 with Windowsの主なスペック
CPU	Atom Z3745（1.33GHz）
メモリー	2GB
ストレージ	32GB
ディスプレーサイズ	8型
解像度	1920×1200ドット
インターフェース	microUSB、microSDカードスロット、ヘッドフォン端子
カメラ	リア800万画素／フロント160万画素
ワイヤレス	IEEE 802.11a/b/g/n Bluetooth 4.0
Office	○（Home＆Business 2013）
本体サイズ	幅210×奥行149×高さ2.7～7mm
重量	約426g
バッテリー駆動時間	約15時間

ベンチマーク結果
SystemScore	3.7
MemoryScore	5.5
CpuScore	6.3
CPUSubAggScore	6.2
VideoEncodeScore	6.4
GraphicScore	3.7
Dx9SubScore	3.9
GamingScore	3.9
DiskScore	7.05

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