人に作業画面を見せるときや、座る姿勢を変えたときなど、Macでディスプレイの方向を変える機会は意外と多い。ところが急に画面が明るくなったり、暗くなったりすることがある。
その原因は、環境光を検知しディスプレイの輝度を自動で調節するMac本体の機能だ。しかし適切な輝度は人それぞれなので、逆に明るさが変わって使いづらい場合がある。そのたびにF1/F2キーで輝度を調整するのは面倒だ。
OS X 10.10「Yosemite」で勝手に明るさが変わるのを止めたい場合は、「システム環境設定」から「ディスプレイ」を開き、「輝度を自動調節」のチェックを外せばよい。
また、ノートブックではバッテリー電源に切り替えると、自動的に画面が暗くなることもある。電源アダプターを外してもディスプレイの明るさを保ちたい場合は、同じく「システム環境設定」から「省エネルギー」を選択、「バッテリー」タブの「バッテリー電源使用時はディスプレイを少し暗くする」のチェックを外せばOKだ。
ちなみに輝度を変えるとき、「shift」+「option」キーを押しながらF1やF2キーを押せば、より細かな調節が可能だったりする。F5、F6キーのキーボードバックライト輝度や、F11、F12キーの音量調整でも使えるので、合わせて覚えておきたい便利なTipsだ。