(株)矢野経済研究所が17日発表した市場調査の結果で、2013年のファッション・インテリア・雑貨EC市場規模は、前年度比125.8%増の1兆512億円となった。
成長の要因として、事業者側の送料無料や返品可など顧客視点に立ったサービスの向上の取り組み、店舗やネットなど各チャネルを連携するオムニチャネル戦略が活発化している点を挙げた。消費者側では、ECが販売チャネルとして認知されてきたことや、スマホによるファッション商品との情報接触時間の拡大している点などを挙げた。
オムチャネル化の加速、ファッションECサイトの技術革新や顧客サービスの向上などにより、2014年の市場規模は同120%増の1兆2614億円と、堅調な拡大を予測した。