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「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ」を提供開始

NTT Com、申し込みから運用保守までをAPI経由で可能に

2014年12月18日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NTTコミュニケーションズは、NTT Comの対応サービスの申し込みから運用保守に至るまでのビジネスプロセスに関する情報の閲覧・操作やサービスの設定変更などを、ユーザー企業の自社システムからダイレクトにコントロール可能とする「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ」を2014年12月18日より提供開始する。

NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ導入前と導入後のイメージ

 APIは業界標準のREST、OAuth認証を採用。サービス間でAPI仕様を共通化し、ユーザー側のシステムへの組み込みを容易する。また、すべてのAPIトランザクションログをAPIで提供するため、情報閲覧/操作の追跡や、コンプライアンス監査への対応を可能になる。さらに、DDoS対策、Web Application Firewall、不正APIアクセス対策などの重層的なセキュリティ対策により防御されているという。

 対応サービスはArcstar Universal Oneなどのネットワークサービス、Bizホスティング Enterprise Cloudやcloud(n)などのクラウドサービス、UCサービスのArcstar UCaaS、外線電話のArcstar SIP Trunking、Bizメールなど。国内主要通信会社として初めて、複数のサービスをまとめ、APIの仕様を揃えて提供。また、申し込み状況などビジネスプロセスのAPIを提供するのも、国内主要通信会社として初めてだという。

 NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイは、NTT Comのサービスを利用している企業ユーザーのほか、同社のサービスを利用したソリューションの開発・利用・提供販売を行なっているSIerやソフトウェア開発事業者など、パートナー企業のビジネスプロセスも効率化するという。

 サービスは「NTTコミュニケーションズ ビジネスポータル」を申し込んだユーザーであれば、無料で利用できる。今後提供していく法人向け主要サービスにも対応していく予定。

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