このページの本文へ

マリオに朗報、ジャンプ力を測れるウェアラブルデバイス登場 「VERT jump rate monitor」

2014年12月17日 16時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 マンマ・ミーア、こういうのが欲しかったんだ!

 マリオに教えたら、きっとそう喜んでくれるだろう。「VERT jump rate monitor」はジャンプ力を測定できるウェアラブルデバイスだ。ベルトで腰に装着してジャンプすれば、どれだけ高く飛んだかを測定できる。iPhoneとBluetoothでペアリングして、アプリでデータを管理する仕組み。価格は125ドル(約1.4万円)。

 バレーボール選手やバスケットボール選手のようなアスリートの用途を想定。iPhoneにも加速度センサーがついているのでジャンプ力は測定できるが、さすがにiPhoneをポケットに入れたままボールを奪いに行ったり、回転レシーブをするわけにはいかない。

 米国バレーボール協会の公式デバイスにも認定されており、YouTubeにはバレーボール選手が装着して試合にのぞみ、スクリーンにジャンプ力を表示するという動画も上がっている。単純にジャンプの高さを測定するだけでなく時間ごとの高さも把握できるため、いわゆる滞空時間の管理もできる。

 米フロリダ大学バレーボール部コーチのメリー・ワイズ氏は「VERTはゲーム・チェンジャーね」と大喜び。これから発売されるゲームでマリオがより高く飛べるようになっていたら、それはVERTを使っている証拠だ。



■関連サイト

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中