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上場したクラウドワークス、実は未上場のランサーズより小規模 クラウドソーシングサービス調査・比較で明らかに=MMD研究所

2014年12月16日 16時00分更新

盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 まだ7割の人が知らない、新しい働き方「クラウドソーシング」。しかし、知っている人の4割はすでにクラウドソーシングで仕事を受けた経験があるそうだ。

 調査会社のMMD研究所が16日に発表したクラウドソーシングに関する調査レポートで、そんな結果が明らかになった。インターネット経由で企業が一般人に仕事を依頼するのがクラウドソーシングの仕組み。今月12日、クラウドソーシング大手のクラウドワークスが東証マザーズに上場したことでも注目を集めた。

 調査によれば、クラウドソーシングの仕事はライティングが最多。次いでデータ入力、キャッチコピーやイラストの制作と続く。本業を持つ利用者が副収入(おこづかい)を稼ぐため使うことが多いという。

 また同調査ではクラウドソーシング大手4社に取材し、会員数や累計依頼金額などのデータを比較している。比較表によれば、上場したクラウドワークスより老舗のランサーズのほうが現時点では規模が大きい。

 クラウドワークスの会員数はランサーズの42万件に対して26万件、利用社数は同じく11万件に対して5万件、累計依頼金額は384億円(49万件)に対して177.5億円(18万件)と、およそ2倍ほどの差がついている。

 ただし、ランサーズの設立は2008年だが、クラウドワークスの設立は2012年。クラウドワークスはランサーズが6年間で積み上げてきた規模の半分ほどまで2年間足らずで急成長してきた形だ。

 なおクラウドワークスの業績は、営業収益(売上高)ベースでは2013年9月期から約5100万円、約4億円、約10億円見込みと推移している。一方、営業利益は同じく1億5300万円赤字、400万円赤字、3億6700万円赤字見込みと創業以来の赤字続きだ。同社によれば2016年9月期から営業利益を黒字転換させる計画。


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