ロボット掃除機「Roomba」や軍用爆弾処理ロボットを開発・販売する米アイロボットは12月10日(米時間)、プログラミングやカスタマイズが可能なロボットプラットフォーム「iRobot Create 2」を発表。販売を開始した。
Roomba 600シリーズをベースにしており、パソコンなどと接続できるシリアルインターフェースを備え、シリアル-USB変換ケーブル経由で動作のプログラムが可能。各種ハードウェアが取り付け可能なネジ穴が設けられているほか、3Dプリンターで追加機器を製作できるよう設計データファイルの提供などが行われる。また、製品サイトではArduinoやRaspberry Piを使った作例や接続方法などが紹介されている。
これは同社の教育プログラムSTEM(science、technology、engineering and math:科学、技術、数学) として開発したもので、大学など教育機関向けに提供してロボット開発セミナーやロボットコンテストなどを開催、次世代ロボット科学者・技術者の育成を目指す。価格は199.99ドルで、同社オンラインショップから個人でも購入可能。