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α7IIからSTYLUS 1sまで、冬の最新デジカメで撮りまくる!! 第2回

「RICOH THETA」にソニー「QX1」、次世代を感じさせるデジカメたち!

2014年12月09日 12時00分更新

文● 周防克弥

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スマホで超高画質な写真が撮れる
ソニー「サイバーショット DSC-QX30」&「ILCE-QX1」

「DSC-QX30」。本体サイズは幅68.4×奥行き57.6×高さ65.1mm。バッテリーとメディア込みで重量は約193g

「DSC-QX30」。本体サイズは幅68.4×奥行き57.6×高さ65.1mm。バッテリーとメディア込みで重量は約193g

「ILCE-QX1」。本体サイズは幅74×奥行き52.5×高さ69.5mm、バッテリーとメディア込みの重量は約158g。見た目はマウントアダプターのようでもある

「ILCE-QX1」。本体サイズは幅74×奥行き52.5×高さ69.5mm、バッテリーとメディア込みの重量は約158g。見た目はマウントアダプターのようでもある

電源オン時のQX30

電源オン時のQX30

 ソニーの「DSC-QX30」と「ILCE-QX1」は、きれいな写真を撮るために変わった手法を選んだ特殊なカメラだ。

 大抵のスマホにはデジカメ機能は標準装備だが、薄いボディーに小さいユニットを使うため、どうしても画質面が犠牲になってしまう。

 そこで生み出されたのがソニーの「レンズスタイルカメラ」。インターフェース部分をスマホ側に任せて、高画質で撮ることのできるカメラユニットを外につけてしまおう、というわけだ。

 AndroidかiOSを採用しているスマホなら、なんでも高画質で写真が撮れるデジカメに変身してしまう夢のアイテムだ。

 記録メディアはカメラユニットに収納され、シャッターボタンもあるので写真を撮ることはできる。しかし、カメラ単体では構図確認も撮影後の確認も行なえない。

 とはいえ、アクションカム的な使い方もできるし、スマホとは無線LANで接続されるのでカメラとある程度の距離をおいても撮影できるのは便利だ。

左から、電源オフ、広角側、望遠側。30倍ズームと倍率が高いので望遠側では結構長くなる

背面側にはバッテリーが収納されている

背面側にはバッテリーが収納されている

メディアスロットは側面にある

メディアスロットは側面にある

 QX30は光学30倍のズームレンズを内蔵。撮像素子は1/2.3型の「Exmor R CMOSセンサー」で約2040万画素だ。同社のコンデジ「サイバーショット DSC-HX60V」のレンズ部分そのままと考えてもいいだろう。ソニーストアでは4万3380円で販売されている。

 光学式の手ブレ補正機能を内蔵し、秒間10コマの連写が可能なほか、フルHDでの動画撮影にも対応している。

QX1にはストロボが内蔵されている

背面側にはバッテリースロットがある。ミラーレス一眼の「α」シリーズや旧「NEX」シリーズと同じバッテリーを使用する。メディアスロットはバッテリーの横

背面側にはバッテリースロットがある。ミラーレス一眼の「α」シリーズや旧「NEX」シリーズと同じバッテリーを使用する。メディアスロットはバッテリーの横

 QX1はより高画質を求めて、なんとレンズ交換可能な撮像素子ユニットになってしまった。撮像素子サイズはAPS-Cサイズで画素数は約2010万画素。同社のミラーレス一眼「α5000」と同等でレンズもEマウントを採用する。マウントアダプターを併用すればAマウントのレンズも使用可能だ。ソニーストアでは3万5880円で販売されている。

使用するアプリはどちらも「PlayMemories Mobile」。撮影モードの変更や感度設定などが行なえる

(次ページに続く、「ソニー QX30&QX1の画質をチェック!」)

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