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行き先階を先行入力することで運行ダイヤをリアルタイムに最適化

長待ちを二割減! 待ち時間を大幅短縮のエレベーターシステム「ELE-NAVI」

2014年12月03日 17時33分更新

文● 行正和義

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 エレベーター行先予報システム「ELE-NAVI(エレ・ナビ)」 

 三菱電機は12月3日、利用者の行き先階に応じて運行を最適化し、待ち時間を大幅短縮できる新システム「ELE-NAVI」を開発したと発表。12月17日より国内外に向け発売する。

 新システムは、利用者がまず各フロアの乗り場操作盤にて行き先階を入力、システムは入力情報や到着予想時間を元に乗車するエレベーターを割り当て、ビル全体のエレベーター運行効率を向上させる。16階建てビル定員20名×6台の構成で、朝の出勤時などの混雑する時間帯では平均待ち時間が約10%低減、平常時間帯では長待ちの発生率が約20%低減できるという。

タッチパネル液晶には操作説明も表示(日本語/英語/中国語)。オプションで音声案内も付けることができる 

 乗り場端末は10.4インチ表示のタッチパネルテンキー入力方式。カードリーダー付き操作盤により。認証によって行き先を制限するセキュリティ機能も持つ。

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