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最新テクノロジー登場の注目のアニメをピックアップ

現実のガジェットはどこまでアニメに近づいたのか?

2014年12月05日 19時30分更新

文● 週刊アスキー編集部

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「アニメに登場するガジェットは、現実にありえるのか……」
 そう考えたことがある読者も多いのではないだろうか? 今回はそんな疑問をもとに、ガジェット視点でのアニメと現実の比較や、アニメ世界での描かれ方を中心に、注目の作品を紹介する。

この記事は平成26年12月2日発売の週刊アスキーに掲載された記事を転載してお届けしています。

フルダイブ型のヴァーチャルリアリティ技術

今年はVRHMDの元年 SAOの実現も近い


 近未来におけるMMORPGを描いたアニメ『ソードアート・オンライン』。作中のゲーム世界にダイブするための機器『アミュスフィア』は現代のHMDによく似た形状のマシンだ。

 実は、'14年のゲーム業界では『オキュラス・リフト』などのHMDが大流行、SAOに近い別世界に入り込める体験が実現。メガネ型デバイスをかけて、現実世界にCGを重ねることも可能なんだぜ。(キリト)

異世界に飛び込めるバーチャルリアリティーHMD

かぶると視界がすべて覆われて映像の中に入れると話題。SAOのアプリも登場

『ガンゲイル・オンライン』などのMMORPGにログインできる仮想の機器

ダンジョンの謎解きや迫りくるモンスターとのバトル

AR(拡張現実)メガネを通じて見ると、現実世界にモンスターが出現して戦える

アスナやシノンらの仲間とクエストに参加。他プレイヤーや巨大なボスと戦う

INFORMATION-『ソードアート・オンラインⅡ』

■放送・配信
今年7月より、全国11の放送局、niconico、dアニメストアなどでテレビアニメ第二期がスタート。ファントム・バレット編、キャリバー編に続いて、11月8日からマザーズ・ロザリオ編を放送中

■BD・DVD
第2期のエピソードを収録した全9巻が10月より毎月順次発売中だ




ネットでつづる池袋の複雑怪奇ストーリー

リアルとは違う顔で交流するのがおもしろい


 東京・池袋を舞台に、個性あふれるキャラがおりなすドラマが魅力の群像劇。劇中、登場人物たちが匿名で参加するチャットは、みんなの生活を支えているメッセージアプリと一緒だ。

 アニメを観て盛り上がったあとはツイッターやLINEで友達と感想を共有して、つながってみるとより臨場感が生まれるかもね。(紀田正臣)

顔の見えないネットの交流がストーリーを深める

園原杏里が所持。切られた相手を操り、罪歌の子を生み出す

ハンドル名“田中太郎”こと竜ヶ峰帝人らが所属する

INFORMATION-『デュラララ!!×2』

■放送
2010年の放送から5年。ついに池袋にヤツらが帰ってくる!! しかも2015年1月から『デュラララ!!×2 承』、同年7月から『転』、2016年1月から『結』と分割3クールが決定しているのがうれしいところ。TOKYO MX/MBS/CBC/群馬テレビ/とちぎテレビ/BS11などで放送予定だ。




体の動きでデバイスを操作できるなんてやっぱりさすがです、お兄様!

“劣等生”で主人公の司波達也が手がけるCAD

 2095年の日本を舞台にしたSF学園モノ。魔法の発動を簡略化させる『CAD』は、現実においてパソコンで何かを操作する際、手の動きだけで指示できる各種入力ガジェットに近い存在だ。

原作の電撃文庫3、4巻のエピソードの九校戦編。達也はCAD技師、妹の深雪は選手として参加

原作6、7巻に相当する横浜騒乱編。深雪との儀式を終えて、達也の真の力が解き放たれる!?

INFORMATION-『魔法科高校の劣等生』

■BD・DVD
今年4月から放送したテレビアニメをパッケージ化。全3巻の入学編についで、現在は全4巻の九校戦編を毎月リリース中。2015年2月からは、横浜騒乱編を全3巻で提供予定だ。魔法といっても物理法則に即した設定なので、作品を観て将来出てきそうなガジェットへの思いをはせられるはず。

© 2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAOⅡ Project
© 2014 成田良悟/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/池袋ダラーズ
© 2013 佐島 勤/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/魔法科高校製作委員会


(提供:アニプレックス)

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