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NTTソフトウェアから登場

データの自動消去も!企業情報を安全に受け渡すポータブルメモリー

2014年11月28日 15時36分更新

文● 行正和義

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 Crossway/データブリッジ

 NTTソフトウェアは11月27日、企業などでネットワークを介さずデータを受け渡しするためのセキュリティモバイルストレージ「Crossway/データブリッジ」を発表した。12月15日より予約受付を開始する。

異なる端末同士でデータの受け渡しを実現するデータブリッジ 

 マルウェア侵入や情報持ち出しの防止などのため、企業では異なるネットワークの間でデータを受け渡す際、ネットワークを繋がずにUSBメモリーといったモバイルストレージを利用することが多い。データ暗号化などセキュリティ機能を持つUSBメモリーもあるが、セキュリティが厳格な企業ではUSBメモリーを繋ぐだけでも申請と承認、データの確認や読み出し後の削除といった煩雑な手続きを必要とする。

外部記録媒体を利用したデータ受け渡しの手順に対する比較 

 Crossway/データブリッジは、企業におけるこれらの手間を軽減するための機能を持つ製品。基本的にはUSBポートを持つ文庫本程度のサイズのポータブルデータストレージだが、接続端末やユーザーごとにデータの書き込み/読み出しを制限できるほか、転送するデータ種別やデータ量、アクセス可能な日付や時間といった細かな制限をかけることができる。また、書き込みや読み出しログを自動で記録するほか自動データ消去機能などを内蔵する。

 対応OSはWindows XP/7/8/8.1。.NET Framework 4.0以上、Microsoft Visual C++ 2012 Redistributableが必要。USBポート×2を備え、ACアダプターで動作する。本体サイズは幅155×奥行き105×高さ30mm、重量は133g。価格はオープンプライス。

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