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業界人の《ことば》から 第119回

Orchestrating a brighter worldにこめられた、NECの変わろうとする想い

2014年11月27日 09時00分更新

文● 大河原克行

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今回のことば

「2050年の日本の人口は現在の60%。その人口で、経済活動や社会生活を支えることができる効率的なインフラを実現するために、NECのICTがどう貢献できるかが鍵となる」(NECの遠藤信博社長)

我々は変わるんだ! ということを表現したい

 NECでは、2015年度を最終年度とする中期経営計画の中軸に据える「社会ソリューション事業」の事業ブランドメッセージとして、「Orchestrating a brighter world」を発信している。

Orchestrating a brighter world

 NECは、2013年4月に中期経営計画を発表。そこで、社会ソリューション事業への注力を宣言した。

 さらに、2014年初めには、「我々は変わるんだ!ということを表現したい」(NECの遠藤信博社長)として、社外に対して、社会ソリューション事業に関するメッセージ発信を強化。そして、2014年6月に行われた都内で行われた世界ICTサミットの講演において、初めて社外に対して、「Orchestrating a brighter world」のメッセージを公開した。

 そして、NECが2014年11月20日、21日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催した年次イベント「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2014」においては、「Orchestrating a brighter world~世界の想いを、未来へつなげる。」をテーマに掲げ、会場のあらゆるところに、この言葉を散りばめてみせた。

 NECでは、社会ソリューション事業を推進する企業としてのグローバルブランドを構築するために、世界中の顧客やパートナーに対して、NECが取り組む「社会ソリューション事業」を理解してもらうこと、さらには、NECグループが一丸となって社会ソリューション事業を加速することを目的に示したものだと説明する。

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