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T教授の「戦略的衝動買い」 第310回

着せ替え画面を作って遊べる!!  LGの「G Watch R」を衝動買い!

2014年11月26日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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パッと見は、もはやごく普通の腕時計と区別がつかなくなってきた

パッと見は、もはやごく普通の腕時計と区別がつかなくなってきた

 筆者は、最近、スマートウォッチの「文字盤着せ替え」にハマっている。もうかれこれここ2年ほど各社のスマートウォッチを数台以上は使ってみたが、いろんなことができるというスペックの割には、それほどでもないスマートウオッチの実力には正直落胆しかなかった。

 “国内販売は12月に入ってから”(au)というニュースを聞いて、早速、香港から個人輸入したLGの「G Watch R」は、同社の2台目にあたる“ラウンドフェイス”(丸型)の伝統的な腕時計らしいフォルムのスマートウォッチだ。

活用の幅が広がるLGの「G Watch R」

1日1回の充電は必要だが、専用クレイドルに乗っけるだけで充電はできる

1日1回の充電は必要だが、専用クレイドルに乗っけるだけで充電はできる

 一般的に、1日1回の充電はスマートウォッチの常識となりつつあるが、専用クレイドル(ドッキングステーション)の上にスマートウォッチを置くだけなので、ほとんど面倒はない。

大きいというイメージはあるが、それほどの大きさではないG Watch R

大きいというイメージはあるが、それほどの大きさではないG Watch R

最近の筆者の普段使いの「モディーン腕時計」とそれほどサイズ差は感じない

最近の筆者の普段使いの「モディーン腕時計」とそれほどサイズ差は感じない

 サイズ的にもカシオの大型の「G-SHOCK」腕時計よりも一回り小さく、ベゼルを含めても、筆者の愛用しているスイスの「モディーン腕時計」より一回り大きいくらいのサイズだ。

11月の晴れた日に電車の座席に座って見ても、まったく違和感はない

11月の晴れた日に電車の座席に座って見ても、まったく違和感はない

 また、画面の見え方も初代機に比べるとかなりの改善が見られ、真っ昼間の山手線の車内くらいの明るさ程度なら、初代機よりかなり鮮明な視認性を実現している。そのため、文字盤の細かな造作なども問題なく見え、ごく普通の腕時計と見間違うデザインも存在する。

Bluetoothで接続し、連携すると各種機能を活用することができる

Bluetoothで接続し、連携すると各種機能を活用することができる

G Watch Rをスマホと連携して使うにはAndroid Wearをスマホに導入する

G Watch Rをスマホと連携して使うにはAndroid Wearをスマホに導入する

 ご存知のように、スマートウォッチはその本領を発揮するためにはスマートフォンとBluetooth連携して活用することが大前提だ。そのためには、スマートフォン側に「Android Wear」と呼ばれる連携アプリをダウンロード、導入することが必要となる。

メールの着信を知り、内容を確認できる。音声入力による返信文章の入力は期待過剰にならないほうが身のためだ

メールの着信を知り、内容を確認できる。音声入力による返信文章の入力は、過剰に期待しない方が身のためだ

SNSのLINEの発言も文字盤に表示される。指先で上にスクロールすれば全文が表示され、読むことも、返信も可能だが、期待過剰は禁物だ

SNSのLINEの発言も文字盤に表示される。指先で上にスクロールすれば全文が表示され、読むことも、返信も可能だが、やはり過剰な期待は禁物だ

 Android Wearは、スマホ上で動作する「Google Now」(Androidに対応したコンシェルジュ型のインテリジェントパーソナルアシスタント機能)のお知らせ機能と連携して、スマホの画面に表示される各種の情報をスマートウォッチ上の画面でも見ることが可能となる。

 ポケットやカバンの中からスマホを取り出すことがないので、より素早く便利な情報の認知が実現する、というのがスマートウォッチの存在理由だ。

 実際に、メール着信を知ることができ、その本文内容を読むこともできる。SNSのメッセージを見たり、返信もできる。Android Wearに対応したアプリの追加でネットをブラウズすることも可能だ。

 今のところ、あくまで“できる”であって、それを便利と感じるか、使いものにはならない、と感じるかは個人差が大きいと考えられる。

アプリを導入すればウェブも自由に見ることは可能。上下左右にスクロールしまくって見ることになるので、快適かどうかは別の話だ

アプリを導入すればウェブも自由に見ることは可能。上下左右にスクロールしまくって見ることになるので、快適かどうかは別の話だ

 基本的にAndroid Wearに対応したアプリをスマホ側に導入し、スマートウォッチと連携さえすれば、スマホを使うことなく、さまざまなことがスマートウォッチ上で実現できるようになる。

スマートウォッチをスマホカメラのリモートシャッターにすることもできる

スマートウォッチをスマホカメラのリモートシャッターにすることもできる

アプリを導入すれば、Googleカレンダーも閲覧できる

アプリを導入すれば、Googleカレンダーも閲覧できる

予定がある日をタップすることで、詳細予定を見ることができる

予定がある日をタップすることで、詳細予定を見ることができる

身の回りのどこかにスマホを忘れて場所移動をしようとすると注意してくれる

身の回りのどこかにスマホを忘れて場所移動をしようとすると注意してくれる

タップすれば、どこかに紛れ込んだスマホの音を鳴らして居場所を教えてくれる

タップすれば、どこかに紛れ込んだスマホの音を鳴らして居場所を教えてくれる

 筆者は、スマートウォッチをスマホカメラのリモコンシャッターに使ったり、クラウド上のGoogleカレンダーと連携してスマートウォッチで予定を見たり、スマホがデスク周囲で行方不明になったりした時に、音で居場所を知らせてくれる機能などを使っている。

 スマホと連携できるスマートウォッチの基本機能や詳細に関しては、本連載で掲載した「LG G Watch」の記事を参照されたい。

 今回は、LGの2代目スマートウォッチであるG Watch Rの文字盤着せ替えによる楽しみ方を中心に展開していきたいと考えている。

(次ページに続く、「時間や気分でデザインをチェンジ!」)

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