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Xperia Z3 Tablet Compactを使った! 驚く薄さと軽さで防水対応

2014年11月24日 15時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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8型Androidタブレットなのに、とにかく薄くて軽い「Xperia Z3 Tablet Compact」を試しました

 7~8型クラスの小型タブレットは家電量販店の売れ筋商品だが、一方で1万台以下から購入できるAndroidタブレットから、iPad mini 3に代表される4万円以上の製品、さらに携帯キャリアが販売しているLTE対応モデルまで非常に幅広く、どれを選べばいいかわかりにくい部分がある。

 そんな中、ソニーが「Xperia」ブランドで、高性能でありながら驚くような薄さと軽さのAndroidタブレット「Xperia Z3 Tablet Compact」のWi-Fi版を発売した。今回試用する機会を得たので、外観を中心にその機能を見ていこう。

ハイスペックなのに6.4mm/約270g
それでいて防水・防塵対応なんだから単純に驚く!

 はソニーブランドのフラグシップスマホ「Xperia Z3」を製品名に含めているだけに、本機は非常に高性能である。CPUはSnapdragon 801 2.5GHz(クアッドコア)、メインメモリーも3GBと余裕がある。

 ディスプレーサイズは8型(1920×1200ドット)だが、16:10の縦横比を採用しているのはポイント。iPad mini 3の4:3ほどではないが電子書籍やウェブ閲覧に適しており、タブレットは動画を楽しむのに使うという人も多いであろうことを考えるとバランスが取れている。

 そしてXperia Z3 Tablet Compactを使って、とにかく印象的なのがその薄さと軽さだ。本体サイズは123.6×213.4×6.4mm、重量は約270g。iPad mini 3の7.5mm/331gと比べても厚みで明らかに差がある。さらに7型のNexus 7(2013)は8.6mmなので、画面サイズの差も含めて、完全に別ジャンルの製品となる。

同じ8型クラスのiPad mini 3(右)と並べると、画面の縦横比の違いもあって、結構サイズ感が異なるイメージ

iPad mini 3(右)と比較したところ。Xperia Z3 Tablet Compactの方が明らかに薄い。それなのに防水・防塵対応なのだ

 この薄さでありながら、Xperia Z3と同様に防水・防塵対応というのだから驚くばかりだ。その一方で、端末の対角線上の端と端を持って力を入れると、結構なたわみが発生する。

 ボディーには一体成型した高剛性のFRPパネルを用いているとのことで、もちろん強度的には問題なく作られているのだろうが、尻ポケットに入れて外に出て、考え無しにそのままイスに座ったりするとどうなるのだろう? という不安が若干頭をよぎったのも確かである。

 ちなみに防水性能はIPX5/IPX8相当、防塵性能はIP6X相当と高い。microUSB端子やmicroSDスロットなどはキャップの内側だが、水に濡れたり、砂がかかったりする場所でも安心して利用できそうだ。

スマホのXperia Z3と同様にmicroUSB端子なども含めてキャップの中。卓上ホルダーはオプションで、ソニーストアで3200円(税抜)

 防水・防塵対応で、ここまでの薄型となると、端末の発熱も気になるところだが、超時間使っているとボディーの一部(縦持ち時の左側中央付近)がやや熱くなる程度。YouTube動画を連続で再生している程度ならカバー無しでもほぼ気にならない。この性能と薄型を含めて、ソニーらしい完成度の高さと言えそうだ。

カラバリは2色でホワイトとブラック


(次ページでは、「詳細スペックほか」)

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