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端子の数からすればちょっとしたロボット程度のサーボ数ならば1台で制御できそう

ルネサス、“動くモノ”を作りやすいモーター制御基板を開発

2014年11月19日 16時24分更新

文● 行正和義

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試作したモーター制御モジュール

 ルネサス エレクトロニクスは11月19日、電子工作ユーザー向けにモーターモジュールを開発したと発表した。

 ArduinoやRaspberry Piなどの比較的簡単に利用できる電子工作用マイコンボードがある一方、モーターの駆動は大電流ドライバICを用いる必要があるなど若干ハードルが高い。ルネサスではこういった状態を踏まえ、電子・電気の初心者でも簡単にモーターを制御でき、家電やロボット、ドローンといった“動くモノ”を作りやすい制御基板を試作した。

 基板はモーターの種類に関係なく接続でき、簡単な制御コマンドによってモーターの回転数などを指定して動かすことができるオープンなAPIを提供。玩具のような小型モーターから、家電のような大型モーターまで駆動可能という。

 詳細な仕様や価格、発売時期などは未定。11月23~24日に東京ビックサイトで開催される各種電子工作・クラフト系イベント「Maker Faire Tokyo 2014」にて展示を行う。

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