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ハイスペックPCで5760×1080ドットの広大な世界を体験

「TERA」大型アップデート! iiyama PC「TERA」推奨PC&3画面マルチモニターで遊んでみた!!

2014年11月28日 15時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ゲームオンが運営する大型ファンタジーMMORPG『TERA :The Exiled Realm of Arborea』(以下、『TERA』)において、大型アップデート「超越 Phase2.0+3.0」が11月19日に公開された。この10月にやはり大型の「超越 Phase1.0」が実装されたばかりだが、早くも2.0と3.0が同時にアップデートされることになったのだ。

 超越 Phase2.0+3.0は、『TERA』史上最高難易度となる「暴風のエルカラス号」を筆頭とする上級者向けのインスタンスダンジョン、ギルドプレイヤー向けコンテンツとなるギルドハウス「天空の城」が追加されている。さらに、特定装備品を+15まで強化できる「覚醒強化」をはじめとする新装備など様々なコンテンツが登場したのだ。

新たに登場した5人パーティ専用のインスタンスダンジョン「エルカラス号」から。「暴風のエルカラス号」は、「エルカラス号」上位ダンジョンにあたり、『TERA』史上最高難易度となる(サムネイル画像をクリックすると、5760×1080ドットの画像が表示されます)

「邪悪なオルカの神殿」は、実装済みダンジョン「オルカの神殿」の上級ダンジョン(サムネイル画像をクリックすると、5760×1080ドットの画像が表示されます)

ギルドハウス「天空の城」。手に入れたギルドメンバーのみが使用可能で、城のデザインを細かく変更できる(サムネイル画像をクリックすると、5760×1080ドットの画像が表示されます)

3画面表示で確認! 画面の美しさや迫力に驚け!!

 『TERA』は、ゲームとしての面白さに加えて、3Dゲームエンジン「Unreal Engine 3」を活かした美しくかつ迫力のあるグラフィックも特徴的だ。しかも3画面表示が可能という。そこで、さっそく実現可能な高性能マシンとしてユニットコムの『TERA』推奨パソコン「GS7100-i7-TMB-TERA [Windows 8.1 Update]」、『TERA』推奨のEIZO製23.8型IPSディスプレイ「FORIS FS2434」×3台を用意して、新アップデートの内容を確認してみたのだ。

 注意点として念のため書いておくが、GS7100-i7-TMB-TERAのような高性能PCがあれば、FORIS FS2434が1台という状態でも『TERA』は十分に美しく快適で、遊びやすい。しかし、マルチディスプレイ化した際のインパクトが他のゲームよりも大きく、1台のディスプレイでのプレイが非常にさみしく感じるほど快適さが一段と増すのだ。

こちらは、ディスプレイを1台接続した状態。ユニットコムの『TERA』推奨パソコン「GS7100-i7-TMB-TERA」、『TERA』推奨のEIZO製23.8型IPSディスプレイ「FORIS FS2434」(別売)を利用している

FORIS FS2434を3台接続して、ほぼ同じ場所を表示させたところ。ディスプレイ1台のみでは見えない場所までしっかり表示されるようになっているのが分かるはずだ

 GS7100-i7-TMB-TERAの主なスペックは、Core i7-4790(3.6GHz)、8GBメモリー、GeForce GTX 970(4GB)、1TB HDD。FORIS FS2434は応答速度4.9ms(中間階調域)のフルHDディスプレイで、500mW+500mWのステレオスピーカーも内蔵している。

 3台のフルHDディスプレイを同時接続ということで、合計の解像度は5760×1080ドットにもなる。しかもシステム設定で画面品質を「6」(最高画質)にしている状態だ。

 さすがにこの条件では画面描画がカクついたりするのではないかと考える方がいるかもしれないが、心配ご無用。GS7100-i7-TMB-TERAであれば、フィールド/ダンジョンとも滑らかに動き回ることが可能で、エフェクトも美しくかつ鮮やかに描画される。非常に快適そのもので、あまりにサクサク動くのを目の当たりにして驚かされたほどだ。

 また、『TERA』側の設定しやすさも特筆すべきポイントとして挙げておこう。GS7100-i7-TMB-TERAに3台のFORIS FS2434をつないでWindowsを起動、NVIDIAのツールでNVIDIA Surroundなどを設定する。その後は『TERA』を動作させてシステム設定で画面解像度設定を行うだけで済む。『TERA』を遊び始めたばかりの方でも迷わず設定できるはずなので、チャンスがあればマルチディスプレイ環境に挑戦してほしい。

NVIDIAコントロールパネルから「Surround、PhysX の設定」を開き、「ディスプレイをスパンする」を選択して、どのような画面設定にするか選ぶ。また「NVIDIA Surroundの設定」のディスプレイ項目にある「トポロジ」部分で「1×3」を選び、解像度を「5760×1080」にすることで、ゲームプレイ内で3画面表示が可能となる(掲載画像はテストに利用したIiyama製ディスプレイの表示になっています)

3画面表示開始直後の画面(サムネイル画像をクリックすると、5760×1080ドットの画像が表示されます)

こちらは『TERA』側の設定だ。『TERA』のシステム設定を開き、ビデオタブの画面解像度設定で、まず画面比率を「その他」に変更する

次に「画面解像度」で「5760×1080」を選択するだけでOKだ

こちらはディスプレイを1台接続した状態の画面写真。解像度は1920×1080ドット(フルHD)だ(サムネイル画像をクリックすると、1920×1080ドットの画像が表示されます)

ディスプレイを3台接続し、同じ場所で画面撮影を行ったもの。視野が左右に大きく広がっている点に注目だ(サムネイル画像をクリックすると、5760×1080ドットの画像が表示されます)

 すでに『TERA』をプレイしている方の場合は、アイコンやメッセージ、チャットの文字などが小さく表示されるよう調整されてしまい、内容を把握しにくい状態になっていないか気になる方がいるはずだが、そちらも問題なし。それらユーザーインターフェース類は従来サイズのままで視野のみが広がるようになっており、自キャラの背後側から近づくモンスターを視認しやすくなるなどと、結構いいことずくめなのだ。

 特にパーティプレイやギルドプレイを行っている方だと、戦闘時の全景や戦況をパッと見で把握しやすくなるため、GS7100-i7-TMB-TERAFORIS FS2434によるマルチディスプレイ化は強くオススメしたいところだ。

『TERA :The Exiled Realm of Arborea』とは?

 『TERA』は、基本料金無料のMMORPG(アイテム課金あり)。「アルボレア」世界を舞台に、新たな魔法と技術で武装し現れた未知の種族「アルゴン」の侵略に対抗すべく結成された多種族連合、「ヴォルキオン連合」の一員としてプレイするというもの。7つの種族、9つのクラス(職業)が存在し、プレイヤーが操作するキャラクター設定時に顔など外見の造形を細かく設定できるなど、非常に凝っているのが特徴だ。

 戦闘システムは、マウスクリックなどで攻撃対象を特定しないフリーターゲティングを採用しているためアクション性が高いが、ショートカットキーで呼び出せる攻撃・魔法を自由に設定できるため困ることはないはずだ。

 ゲームとしての内容も充実し、数々の装備および魔法、個人やパーティ・ギルド向けの多くのクエスト、インスタンスダンジョン・フィールドダンジョンが用意されている。ちなみに、インスタンスダンジョンとはパーティごとに生成されるダンジョンのことで、無関係のプレイヤーは参加できない。フィールドダンジョンは通常のマップ上で展開され、他プレイヤーも行動したりしている。

 武具や防具などの装備は、採集やクエストで手に入れた材料を元にした製作や、モンスターからのアイテムドロップで入手する仕組みになっており、商店への売買や他プレーヤーとのトレードも可能だ。この辺りは、戦闘以外の要素も極めたい方に注目してほしいところ。

 パーティについては最大5名まで編成可能で、最大300人のメンバーが所属できるギルドシステムも存在する。プレイヤー同士でルールに沿った競技を行える「戦場」システムもあり、プレイヤー同士が戦うPvPが苦手な人も参加しやすいのだ。

TERAは、超越 Phase2.0+3.0で実装された場所以外、たとえば通常のフィールドも非常に美しい。掲載画像のような雄大な景色を一望できたりするのだ(サムネイル画像をクリックすると、5760×1080ドットの画像が表示されます)

サムネイル画像をクリックすると、5760×1080ドットの画像が表示されます

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