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給与計算業務の知識がない従業員でも迷わず入力

今年は紙要らず?クラウド給与計算 freeeに年末調整機能が追加

2014年11月18日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月17日、「クラウド給与計算 freee」に年末調整機能が追加された。クラウド給与計算ソフト freeeを使った年末調整では、経理担当者は紙の配布・回収作業やデータの転記が必要なくなり、従業員は手書き、手渡しなどの作業の手間が削減されるという。

クラウド給与計算 freee

 従来の年末調整のプロセスでは、年末調整に必要な「扶養控除申告書・保険料控除申告書」などの書類を従業員に配布。各自記入したのちに回収し、修正等がある場合は紙でのやりとりを複数回行なわなければならなかった。経理担当は給与計算ソフトにこれらの情報を転記する必要があった。従業員が記載する書類も複雑で、給与計算業務のない従業員にとってはどのように記載するべきかわからないなどの問題点があった。

 これに対して、クラウド給与計算ソフト freeeでは、従業員自身が控除に関する情報を直接入力することが可能になっている。これにより従業員は、紙への手書き作業や書類の提出などの手間が削減されるほか、情報の修正や閲覧もいつでもどこでも可能になる。難しい用語などを使わないなど、誰でも簡単に使えるユーザーインターフェイスを徹底しており、給与計算業務の知識がない従業員でも、迷わず入力できるという。

年末調整のプロセスを大幅に簡素化する

 一方、経営者や経理担当者は、従業員と複数回にわたる紙のやりとりや転記の必要がなく、必要な情報を効率的に従業員から集めることが可能になるので、社内全体の年末調整業務にかかる時間が大幅に削減されるという。なお、年末調整関連の保存義務のある書類には従業員の押印が必要になる。

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