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ベンチャーピッチ×アスキー

営業マンの日報に部長が「いいね!」できるサービス「gamba!」:ベンチャーピッチ

2014年11月15日 07時00分更新

盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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注目スタートアップのビジネスモデルを分かりやすく紹介。注目スタートアップのビジネスモデルを分かりやすく紹介。ガンバはスマートフォン向けの日報サービス「ガンバ」(gamba!)を開発する。フェイスブックのように「いいね!」やコメントがつけられる。日報という分かりやすさを武器に、IT投資に消極的だった古参企業からも人気を集める。

 帰り道は『ガンバ』を見るためにある──

 顧客からそんな声をもらったと話すのはガンバ代表取締役 森田昌宏社長だ。

 ガンバではスマートフォン日報アプリ「ガンバ」(gamba!)を開発・運用する。料金は1ユーザーあたり月額518円から。登録企業は住友不動産、ヤンマー、ドワンゴなど大手を含めて4200社を超える。

 フェイスブックのように日報の利用者同士がコミュニケーションできるのが特徴。たとえばスマートフォンから進捗報告のような日報を書くと、部長や同僚が「いいね!」のようなお気に入り、またコメントがつけられる。

 「日報はチームが確実に目標を達成するための手段。目標を決め、行動して、(日報を通じて)結果を振り返ることで達成できる」(森田代表)

 起業前、楽天に勤めていた森田代表。同社の日報にアイデアを得て、2012年にガンバを立ち上げた。「社員の顔が見える組織を作る」をビジョンにかかげ、まずは日報のサービス化から手をつけた。

 フェイスブックのようなソーシャルネットワーク、サイボウズのようなグループウェアなど競合は多いが、ノルマチェックがしやすい、過去のやりとりが検索しやすいなど日報に特化したサービス展開で差別化をはかる。

 コンセプトの分かりやすさから、IT投資に消極的なメーカーでも導入が進んだ。地方拠点が複数ある企業では、事業所をまたぐ形で社員の仕事が見えるようになったことに好評を得ているという。

 「スマホ日報というのはささりやすく、共感を得やすかった」(森田代表)

 日報というコミュニケーションの性格から、月あたりの利用率は約90%と高いそうだ。来年には売上まわりのコミュニケーションを強化した「gamba 2.0」をリリース予定。多言語化も検討し、将来は海外展開も狙う。


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