日商エレクトロニクス(日商エレ)は11月4日、独自の仮想化基盤ソリューションである「Nissho-Blocks」のラインアップを強化した。ソリューションの構成要素として、新たにヒューレット・パッカード(HP)とニュータニックス(Nutanix)のコンバージドインフラ製品を追加した。
Nissho-Blocksは、事前サイジング/構成/設計/検証済みのリファレンス構成に基づいてインテグレーションまでを行う、マルチベンダー製品を活用した日商エレ独自の仮想化基盤ソリューション。「デスクトップ仮想化(VDI)」「プライベートクラウド(IaaS)」などの用途に特化したリファレンスが提供されている(関連記事)。ゼロからシステム構築を行う場合と比較して、導入期間を短縮できるメリットがある。
今回は、HPのコンバージドインフラ製品「HP ConvergedSystem」(関連記事)および「HP Moonshot System」(関連記事)、Nutanixの「Virtual Computing Platform」(関連記事)をラインアップに追加した。これにより、「ゼロからくみ上げる手法と比較して導入期間を最大40%削減」(日商エレ)するとしている。
日商エレでは、コンバージドインフラの追加と“高付加価値インテグレーションサービス”の提供により、Software-Defined Data Center(SDDC)を見据えた仮想化基盤ソリューションを展開していくと述べている。