4Kコンテンツへの対応がさらに強化!
パナソニック「DMR-BRZ2000」
パナソニックの「DMR-BRZ2000」(実売価格8万円前後)は、3チューナーのスタンダードなモデル。最上位機の「DMR-BZT9600」や全チャンネル録画機の「DMR-BXT970/BXT870」は継続となるが、今秋発売のモデルでは最上位機種となる。
デザインはDMR-BXT970などと同じで、前面フロントパネルの両端が斜めにカットされた形状となっている。
本機の新機能は、4Kコンテンツへの対応が強化されたこと。4Kアップコンバート機能は、4K/24pに加えて4K/30p出力にも対応したほか、新たに同社から発売されているビデオカメラやデジカメで撮影した4K動画(.MP4)の取り込み/再生が可能になった。
、PCを使わずにBDレコーダーで4K動画の再生ができるというのはありがたい。しかも、取り込んだ4K動画は再生するだけでなく、SDメモリーカードなどへ書き出すこともできるので、友人などへ4K動画を配布するといった使い方もできる。
このほか、新規格「SeeQVault」にも対応。従来のUSB HDDの弱点である、登録したBDレコーダー以外では録画した番組の再生ができない、という問題を解消した。これについては、次回詳しく紹介する。
操作系の改善としては「セレクトバー」の採用がある。DMR-BXT970などでは専用のリモコンによるモーション操作と一緒に採用されたが、DMR-BRZ2000の場合は、リモコンのセレクトバーでメニューが表示され、十字キーで操作するタイプとなっている。番組を視聴しながら関連する番組や他の番組を探せる便利な機能だ。
BDレコーダーの機能としては、必要な機能はほぼ整ったとも思えるが、それでもさまざまな面で新機能を盛り込んでくるパナソニックはさすがだ。特に4Kコンテンツへの対応は4Kテレビなどを使っているユーザーにはありがたいだろう。
パナソニック「DMR-BRZ2000」 | |
---|---|
内蔵HDD | 2TB |
チューナー | 3 |
USB HDD増設 | ○ |
無線LAN | ○ |
自動録画 | 新おまかせ録画 新番組おまかせ録画 |
番組検索 | ジャンル/キーワード |
番組お知らせ | ○(ミモーラ) |
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もくじ機能 | ○(ミモーラ、有料) |
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(次ページに続く、「東芝「DBR-T560」&「DBR-Z520」」)
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