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年末年始の特番・アニメを録り逃さないBDレコの最強活用テク 第2回

3~2チューナーBDレコで「録り逃しゼロ」に近づくための鉄則!

2014年11月05日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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「録り逃しゼロ」に近づくための鉄則[その3]
万が一のためのリモート予約

 事前の調査に加えて、自動録画の設定も万全。それでも目当ての番組を録り逃すことはある。

 そんなときには手動で録画予約を行なうことになる。しかし、自分で録画予約をするということは基本的に自宅にいるときしかできない。だいたいの場合、録画予約のし忘れは外出先でハッと思い出すことが多い。

 そんな場合に有効なのがリモート予約だ。リモート予約はスマートフォン連携機能の代表的なもの。スマホなどで対応する専用アプリを使用し、番組表による録画予約と同じ感覚で外出先から録画予約が行なえる。

「TV Side View」にBDレコーダーを登録することで外出先から録画予約が可能に

 ソニーはテレビ視聴アプリ「TV Side View」(Android用iOS用)でダイレクトに録画予約が可能。これは番組表サイト「テレビ王国」と連動しており、独自の予約ランキングやおすすめ番組のチェックなども可能。アプリ切り替えの必要がないので快適に使えることが特徴だ。

「Panasonic Media Access」からディモーラ経由で予約録画ができる

「Panasonic Media Access」からディモーラ経由で予約録画ができる

 パナソニックはウェブサービスとして運営している「ディモーラ」と連携する。対応アプリ「Panasonic Media Access」(Android用iOS用)では自動で切り替わるし、自分でウェブブラウザーからディモーラへアクセスし、番組予約を行なえる。

 ここでは、あらかじめ登録しておけば自分の見たい番組をメールで知らせてくれる機能などもあり録り逃し防止に便利な機能もある。

Androidタブレット用アプリ「RZ番組ナビ」でリモート録画予約が可能

Androidタブレット用アプリ「RZ番組ナビ」でリモート録画予約が可能

 東芝は、Androidタブレット用(Android 3.1以降)アプリの「RZ番組ナビ」(Android用)を使用する。この番組表を使って録画予約が可能だ。スマホ用アプリがないのは残念だが、電子メールを使ってリモート予約をする方法もある。

 設定や番組予約情報の登録が難しいのであまり実用的ではない一方、メールが使えるならばスマホだけでなくほとんどの携帯電話で使えるのがメリットだ。

ちょっと難しい!? ネットワークの設定は必須

ソニーのBDレコのネットワーク設定は、図入りで可能な限りわかりやすく解説してくれる

ソニーのBDレコのネットワーク設定は、図入りで可能な限りわかりやすく解説してくれる

 リモート予約を行なうための注意点は、BDレコをネットワーク接続しておくこと。ネットワーク連携のための設定も必要になる。また、使用するスマホなどの端末とBDレコを登録する必要などもあるので、取り扱い説明書などを見て一通りの設定を済ませよう。

 設定後は適当な番組で試してみて、リモート予約がきちんとできるかどうかの確認も重要だ。

 こうしてスマホさえあればどこでも予約が可能になれば、万一の予約し忘れはかなり防げるはず。さらに、日本テレビが提供しているスマホ用アプリ「wiz tv」(Android版iOS版版)などをチェックして、SNSサービスなどで盛り上がっている放送中の番組をチェックし、リモート録画するといったことも可能になる。

 ここまで徹底しても、録り忘れを心配する人もいるだろう。気付いたときには放送が終了して後だったという場合もある。

 そもそも、上記のような準備や設定は面倒だという人もいるだろう。そんな人は素直に全チャンネル録画対応のモデルを買うのがおススメだ。

“痛恨の一撃”を極力避けるために
BDレコ最新モデルを導入しよう!

 実際のところ、筆者は地デジの全チャンネル録画モデルと、3チューナー機を併用して、主にアニメの番組をほぼすべて録画する体制を整えており、ほとんど録り忘れることはない。

 すべての人がここまでする必要はないだろうが、録り忘れはテレビ録画を常用する人にとっては“痛恨の一撃”でもある。録り忘れに気付いたときの悲しみと怒りやいろいろな負の感情がわき出してくるような気分を味わいたくなければ、ここで紹介したような手法を駆使して対策するといいだろう。

 さて、ここまででご紹介した内容は、基本的に最新のBDレコーダーを使うことを前提としている。そこで、次ページ以降では各社の最新BDレコを紹介していく。

(次ページに続く、「便利機能を充実したソニー「BDZ-ET2200」」)

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