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レノボ、Motorola Mobilityの取得を完了 日本でもスマホに期待大!?

2014年10月30日 20時45分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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 レノボはGoogleからのMotorola Mobilityの買収を完了したと発表した。Motorola Mobilityの本拠は従来どおりにシカゴに置く。この買収は今年1月に発表されていたもの。買収額は29.1億ドル(約3170億円)。

 となると気になるのが日本市場への参入だが、ニュースリリースにおいて、レノボ・ジャパン代表取締役社長であるロードリック・ラピン氏のコメントとして、

 「(前略)今回の買収によってレノボは、日本のスマートフォン市場への将来的な参入の可能性に向けて、戦略的な形で計画を練ることが可能になります。日本という独自性が高く、重要な市場でこれまでのパートナー様だけでなく、新たなパートナー様とも協業していけることを楽しみにしています。」

という内容が公表されているように、何らかの検討がなされているのは間違いないところ。

 国内におけるMotorolaブランドの携帯電話は、初期の自動車電話やデジタルムーバののち、ドコモやVodafone向けに「M1000」「Razr(M702iG)」「702MO」などを提供。2011年からはau「PHOTON ISW11M」やソフトバンク「RAZR M 201M」といったAndroidスマートフォンで再参入したが、苦戦がつづいていた。まずはグーグルから「Nexus 6」が発売予定だが、Motorolaブランドでの本格的な国内展開に期待したいところだ。

11月に発売予定のNexus 6の背面には、おなじみのMのマークが。日本市場再参入に期待!


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