エナジードリンクの大御所・レッドブル(Red Bull)。ヨーロッパはオーストリア生まれだが、もともとはタイ人創業者がタイで見出した清涼飲料水をもとにしたもの。今日では現在主流のレッドブルの方がはるかに有名だが、タイはエナジードリンクの生まれ故郷のひとつといえるかもしれない(関連記事)。
さて、タイに出張に行っていたASCII.jpのエナドリ番長・スピーディー末岡は、現地のレッドブルを7本も買い込んでいた。今回はアスキー・ジャンク部だけではなく、カスペルスキーのエナジードリンク部の皆さんにもご協力いただき、すべてを飲み比べてみようという企画だ。
タイ語が読めなくて違いがわからないでござる
……と、ここまで威勢よく始めたのはいいが、困ったのは誰もタイ語を読めなかったこと。カスペルスキーの皆さんも海外渡航経験は豊富なのだが、あいにくタイ語には詳しくないそうで、一方のアスキー・ジャンク部は「英語すらあやしい」という有様。しょうがないので、とりあえず正式名称を無視して進めることにする。
まず、3色のカラーラベルビンを飲み比べる
まず最初に飲んだのは“青ラベル”のレッドブル。日本のレッドブルと同じく、真っ黄色なのが特徴だ。炭酸が入っていないということもあり、飲んだ感じは「甘くしすぎたリポビタンD」という感じで、いわゆるエナジードリンクというよりは栄養ドリンクという趣き。
次に飲んだ“赤ラベル”は青に近く、これまたリポビタンDっぽい味で……というか、青と区別するのはなかなか至難の業だろう。青よりは甘いかもしれないが、カスペルスキーの皆さんも「違いがわかりにくい」と悩んでいた。おそらく成分が違うのだろうが、飲んでみた感じはほとんど同じ。
“黒ラベル”のレッドブル。「Zn」と書いてあることから、(おそらく)亜鉛が入っていると思われる。青、赤ラベルの2本よりもさらに甘く、駄菓子屋で売っている粉のジュースを想像していただけるといいかもしれない。日本のレッドブルだと思って味わうと驚くだろう。
(次ページでは、「タイのレッドブルはまだまだあるぞ!」)
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