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Lian-Li「PC-D666WRX」

マザー×2枚、電源×2台でPC2台分のシステムが運用できるPCケース

2014年10月29日 23時44分更新

文● 山県

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 Lian-Liから、2枚のマザーボードと2台の電源ユニットを搭載可能な大型キューブ型ケース「PC-D666WRX」が発売された。1台のPCケースで2つのシステムを運用可能だ。

2枚のマザーボードと2台の電源ユニットを搭載可能な大型キューブ型ケース「PC-D666WRX」。1台のPCケースで2つのシステムを運用可能だ

 「PC-D666WRX」は、本体サイズが381(W)×510(D)×580(H)mmの超大型アルミ製キューブ型ケース。1台のケースに2枚のマザーボードを搭載可能とした「デュアルシステム」を採用するのが特徴だ。「ゾーン構成」と呼ぶ内部は正面向かって左側を「E-ATX/ATX/Micro-ATX対応ゾーン」、右側を「MicroATX/Mini-ITXゾーン」とし、2つのシステムを独立して運用させることが可能となっている。

 ベイ数は5インチ×11。そのうち「3.5インチシャドウ×3+2.5インチシャドウ×1」のディスクケージが2基で構成され、ケース底面部にも2基の2.5インチシャドウベイが用意される。また、冷却用ファンは、フロント左サイドに120mmファンを4基、リアには左右それぞれのゾーンに対して120mmファンを1基ずつ搭載。さらに、上面部にはそれぞれのゾーンに対して、120mmファンを3基搭載可能。加えて2基の水冷用ラジエーターを搭載を可能としている。

「ゾーン構成」と呼ぶ内部は正面向かって左側を「E-ATX/ATX/Micro-ATX対応ゾーン」、右側を「MicroATX/Mini-ITXゾーン」に分けている

両サイドパネルは、いずれもアクリルサイドウィンドウパネル仕様。I/Oポートは、それぞれUSB3.0×2/HDオーディオが用意される

 そのほか、「E-ATX/ATX/Micro-ATX対応ゾーン」の拡張スロット数は8、拡張カードスペースが420mm、CPUクーラーの高さが165mm。「MicroATX/Mini-ITXゾーン」の拡張スロット数は4、拡張カードスペースが320mm、CPUクーラーの高さが155mm。I/Oポートは、それぞれUSB3.0×2/HDオーディオが用意される。
 なお、両サイドパネルは、いずれもアクリルサイドウィンドウパネル仕様で、インナーカラーをレッドとすることで、内部を“魅せる”システム構築も可能という。
 価格は8万8000円。オリオスペックやツクモパソコン本店で販売中だ。

ケース2台を1つにまとめたようなスペック。1つに集約できるという点では、意外に便利かもしれない

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