デルは10月28日、仮想/リモートデスクトップやアプリケーションを単一のプラットフォームを通じて提供する「VMware Horizon View」に対応したインテルベースのシンクライアント「Wyse 3290」と、PCoIPに対応するディスプレーが一体型したシンクライアント「Wyse AIO 5213」を発表した。
Wyse 3290は、デル初のインテルベースシンクライアントである「Wyse 3000」の1製品。主なスペックは、2コア/2スレッドのCeleron N2807(1.58GHz)、4GBメモリー、16GB フラッシュストレージなど。OSはWindows Embedded 7を採用する。表示解像度は1920×1200ドットで、通信規格は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)に対応している。
Wyse AIO 5213は、独自開発のシンクライアントOSである「Wyse ThinOS」を搭載した製品で、PCoIPプロトコロルに対応する。主なスペックは、AMD製1.4GHz動作のCPU(名称非公開)、2GBメモリー、2GB フラッシュストレージなど。インターフェースに1000BASE-Tを搭載し、カメラやスピーカーも内蔵する。ディスプレーは21.5型で、表示解像度は1920×1080ドット。
いずれも発売日は11月5日で、価格はオープンだ。
なお、両製品ともヴイエムウェア主催の「vForum2014」のデルブースにて展示予定。開催日は11月5日~6日、場所は東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京で、参加費は無料(事前登録制)となっている。