少なくとも、価格は妥当だ。
アマゾンは、新商品となる「Fire TV Stick」を発表し、グーグルのChromecastに対抗する準備を整えた。
39ドルのこのデバイスは、ストリーミングメディア市場における小さく手頃な選択肢となる。またAmazonプライム会員の場合、10月29日水曜日までなら19ドルで送料無料となっている(米国)。
今のところ、Fire TV StickはChromecastと全く同一スペックの商品という訳ではない。Chromecastに非常に似てはいるが、わずかに良くなっているそのスペックを見てみよう。RAMはChromecastが2GBなのに対して、8GBだ。またChromecastと同様にWiFiが使えるが、Fire TV Stickには自宅のネットワークが802.11acというユーザーのためにMIMO WiFiが搭載されている。
もっとも便利なのは、Fire TV Stickには専用のリモコンがついてくることだ。Roku 2やApple TVと同様の機能となるが、Chromecastでは今のところ、購入者のiOSあるいはAndroidの携帯をリモコンとして利用する必要がある。
この春発売されたアマゾンのFire TVの評価はいまひとつだったが、Fire TV Stickはその超特価バーゲン価格と割安感によって多くのオーディエンスを獲得することができるかもしれない。たとえ他のアマゾン製品のようにそれほど役に立たなかったとしても、少なくとも払った金額ぐらいの価値はありそうだ。
画像提供:Amazon
Lauren Orsini
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※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちら