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ASUS「Z10PE-D8 WS」

最大72スレッドも可能なデュアルXeonマザーがASUSから

2014年10月23日 23時48分更新

文● 山県

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 LGA2011-v3ソケットをデュアルで搭載するワークステーション向けのハイエンドマザーボード「Z10PE-D8 WS」がASUSから登場。24日(金)から販売が始まる。

LGA2011-v3ソケットをデュアルで搭載するワークステーション向けのハイエンドマザーボード「Z10PE-D8 WS」

 「Z10PE-D8 WS」は、開発コードネーム“Haswell-EP”で知られるインテルのサーバー/ワークステーション向けCPU「Xeon E5-2600 v3」シリーズに対応するデュアルLGA2011-v3マザーボード。

 18コアのXeonを2つ使用すれば36コア環境を実現でき、Hyper-Threading Technologyによって、1台のPCで72スレッド環境を実現できる。フォームファクターはSSI EEB(305×330mm)となる。

1台のPCで72スレッド環境を実現できる「Z10PE-D8 WS」。4Way AMD CROSSFIREや4Way NVIDIA SLIに対応する拡張スロットはPCI Express(3.0) x16×7が用意される

 チップセットはIntel C612。電源回路には、ASUSオリジナルデザインのデジタル電源回路を搭載し、通常のマザーボードシリーズとは異なるワークステーショングレードの部品を採用。MOSFETには、ドライバーICと2つのMOSFETを1チップ化したDriver-MOSFET(Dr.MOS)を、コンデンサーには65度環境下で120万時間使用できる高耐久コンデンサーを、さらにチョークコイルには一般的なチョークコイルよりも3度低い動作温度を実現したBeat Thermal Choke IIを使用する。

 そのほか、電源ユニットからの電力供給状態を監視する「ASUS Dr. Power」やPOST時のQ-CodeをUSBメモリに保存する「Q-Code Logger」など、便利な独自機能も用意されている。

別売(約2480円)のインテル純正LGA2011-v3対応クーラー「TS13A Air Cooler Thermal Solution」は装着を確認。TDP 140Wまでならサポートしている

 主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×7(動作モードは2CPU搭載時x16+x0+x16+x0+x16+x8+x16もしくはx8+x8+x8+x8+x16+x8+x16)で4Way AMD CROSSFIREや4Way NVIDIA SLIに対応。メモリースロットはDDR4-DIMM×8(DDR4-2133/1866/1600/1333、最大512GB)。

 オンボードインターフェースとして、ギガビットイーサネット(Intel)×2、8chサウンド、M.2スロット(Gen3 x4動作)、SATA Express×2、SATA3.0×12、USB 3.0×10などを装備する。
 価格は以下の通りだ。

I/O部にはD-subを備え、BMC ASpeed AST2400 32MBによるVGA機能が利用できる(ビデオカード増設時はDisableに設定する必要があり)

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