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インテル、中国企業に30億円「スマホの次」に賭ける

2014年10月23日 16時07分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 やはり買うなら中国だ。インテル投資部門のインテルキャピタルが21日、合計2800万ドル(約30億円)を中国のスタートアップ企業5社に投資したと発表している

 投資先は瞳の虹彩を認識する技術を手がけるアイスマートテクノロジー、産業用インターネット・オブ・シングス(IoT)ソリューションのフィブコムインダストリーほか。

 いずれもウェアラブルデバイス、IoTの関連企業。スマートフォンに次ぐハイテク産業の成長基盤として期待されている。

 インテル・チャイナのイアン・ヤン代表は「インテルが中国に長期的に関与し、継続的に投資することで、中国ハイテク産業のエコシステムの成長を加速させ、中国ひいてはグローバルでICT産業に大きな変化をもたらすことができる」と述べ、産業の成長に期待をかけた。

 なお、インテルキャピタルでは2005年の「テクノロジーファンド」200万ドル、2008年の「テクノロジーファンドII」500万ドルからも、それぞれ中国企業に投資している。


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