回復ドライブを事前に準備
Surface Pro 3にデュアルブート!
Surface Pro 3でWindows 10を使ってみたいが、アップデートするのは怖い。そこで、デュアルブートを構築することにした。しかし、デュアルブートとはいえ、万一のことがあったら面倒。データのバックアップや回復ドライブの作成をきちんと済ませておく。
次に、Windows 10をインストールするパーティションを用意する必要がある。Surface Pro 3のSSDはCドライブの1パーティションなので、切り分けなければいけないのだ。まずは暗号化機能のBitlockerをオフにする。最初、管理ツールからパーティションの縮小を行おうとしたのだが、600MBほどしか確保できなかった。そのため、フリーソフトの「EaseUS Partition Master Free」を利用することにした。操作は簡単で、ゲージを動かして25GBほどの容量を確保し、実行するだけ。再起動後にパーティションが切りなおされる。その後、セキュリティを保つためにBitlockerは有効にしておこう。
お詫びと訂正:掲載当初、「EaseUS Partition Master Free」のソフト名に誤りがございました。該当部分を訂正するとともにお詫び申し上げます。(2015年10月15日)
続いて、外付けDVDドライブを利用し、ダウンロードしたWindows Technical PreviewのISOファイルをDVD-Rに書き込む。これは右クリックメニューの標準機能から行なえる。
これで準備完了。一度シャットダウンし、ボリュームを下げるボタンと一緒に電源ボタンを押し、作成したDVD-Rから起動する。仮想マシン構築時と同じWindows 10のインストールウィザードが始まるので、指示に従って進める。新しく作成したパーティションを選択し、領域を確保すればいい。GPTディスクを選ぶように警告が出るが、無視。再起動したら、デュアルブートの選択画面が出る。数秒後に自動的にWidnows 10が起動するので、アカウントの設定などを行なう。インターネットに接続していないので、マイクロソフトアカウントではなくローカルアカウントでサインインする。後でネットにつなげて、マイクロソフトアカウントにすればいいだけなので、問題なし。
Windows 10が起動したら、あらかじめマイクロソフトのサイトからダウンロードしておいたSurface Pro 3用のドライバーをインストールする。これで、ネットもタイプカバーも利用できるようになる。
(次ページでは、「Macbook Airにブートキャンプ! USBメモリーを利用」)
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