SAS Institute Japanは10月21日、BI/BAツールの「SAS Visual Analytics」において、より小規模な環境への導入が可能になったことを発表した。新たに最小構成4コアサーバーでも利用できるようになり、エントリークラスの顧客にもターゲットを拡大する。
Visual Analyticsは、レポーティングやダッシュボードなどのデータビジュアライゼーション、データディスカバリー、予測分析を含むアナリティクスの機能を備えたセルフサービス型のBI/BAツール。スマートデバイスを利用したモバイルBIにも対応する。
これまで主に大規模ユーザーを対象としていたが、今回ライセンスオプションを4コアからスタートするかたちに改めた。これにより、安価なコモディティサーバーを利用して、小規模ユーザーにもビジネス上の重要な洞察を提供できるようになったとしている。
Visual Analyticsは、サーバーのコア数に応じたライセンスとなっており、4コアサーバーで導入する場合の初年度参考価格は95万2000円から(税抜、ソフトウェアライセンスと技術サポート、バージョンアップ権を含む)。これまでの最小構成価格は850万円からだった。